52歳からのお金のリアル、「介護とお金」私の場合 〜後編〜

2018年7月2日更新

2017初夏 親の家を処分す

毎月きっちりとお家賃が振り込まれ、とてもありがたく、不労収入の魅力を実感しました。ですが一つ心配なことが。それは実家の老朽化に伴う修繕費問題。借主さんは畳とふすまのみ張替、他は家をクリーニングしただけで入居してくれました。初期費用は10万円ほど。
しかし、築40年以上の物件。お風呂は壊れないだろうか?台風がくれば雨漏りはしないだろうか?雨戸もガタガタだったな。など心配は尽きません。せっかくの不労収入も修繕費でチャラなんてことにもありうる現状。今度は家の修繕費の為の資金を準備しなくてはなりません。
そんな時、買いたいという人が現れたのです。私は即座にOK!のお返事をしました。こうして、私の実家は売却でき、少し寂しい思いもしましたが、やっと肩の荷を下ろせた気分になりました。

生前贈与される


母の老人ホーム入居から実家の処分に至るまで、判断能力の鈍ってしまった母はさておき、姉妹で意見の対立はありませんでした。
それは、妹が一切の口出しをしなかったからだと思います。そして私も「なんで私だけが…」という被害者意識がなかったから。
介護は親にお金があろうとなかろうと、家族の誰かが先頭をきってしなければなりません。わが家の場合、選択の余地なく私であっただけのこと。実家を現金化するにあたり、私は実家の土地建物を生前贈与されました。
それは、母の名義のまま売却した場合の売却益で、介護保険や健康保険の負担割合が増える懸念があったからです。また、その金額が財産相続で揉めるような大金でなかったからかもしれません。こういった不動産の制度や法律は素人の私には難しく、損得勘定よりも現状の手間の少ない方法として選んだのです。
売却益からこれまでの費用を差し引き、口座にまとめ毎月母の経費はそこから天引きしています。そして母専用の家計簿もつけています。いくら姉妹の間に信頼関係があったとしてもやはりお金の流れはきっちりと明確化しておきたいと考えました。
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親の資産は親自身の為に使う


財産の額に関係なく親が亡くなった時に起きる相続の問題。それによって骨肉の争いに発展することも珍しくはありません。
「52歳からのお金のリアル」の一文を引用すると、基本的な考え方として「親の資産は、親自身が希望する暮らしを実現するために使う。その結果資産が余れば相続が発生するし、余らなければ相続はない」と考えてみると、スッキリしませんか?とあります。
まさに同感です。母は今やっとお金の心配をせずに余生を過ごせています。あと何年生きられるかは分かりませんが、少々の贅沢をしても自分のお金、誰に遠慮もいりませんよね。

経験者として

先に親の介護問題を済ませた私は、友人から介護についてあれこれを聞かれることがあります。そのアドバイスは
①優秀なケアマネジャーを探しあてること。
②自分は介護離職ができるのか決めること。
③兄弟姉妹とよく話合うこと。
④親の懐事情を知ること。
⑤あるのなら親のお金を大いに使うべし。
介護はある日突然にやってきます。今から親を交えて気軽に未来を話合えるといいですね。

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。

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