
幸せ自作人こと島津信枝です。
皆様はノートルダム清心女子大学の学長をされていた渡辺和子さんをご存知でしょうか。私はあるラジオ番組の対談を聞いて渡辺さんを知りました。
また、先日書店の店頭にベストセラーになった随筆集「置かれた場所で咲きなさい」2012年出版を見かけました。その中の一部を紹介させていただきます。
渡辺さんは36歳の若さで、縁もゆかりもなかった岡山の地でノートルダム清心女子大学の学長になったそうです。
その時の先輩シスターからの風当たりは想像以上で、嫉妬やねたみによる無視や不理解が続きました。つらい毎日に大学を去ろうとしていた渡辺さんが、ミサに参加した際に、神父からある詩を渡されました。
そこには、
「置かれた所で咲きなさい。
置かれた環境で咲くという事は、
仕方がないとあきらめることではない。
自分が笑顔で幸せに生き
周囲の人を幸せにすることによって
神があなたをここに植えたことが
間違えではなかったと証明するのです。」
と書かれていました。
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「置かれた場所で咲きなさい」という言葉の真の意味を理解するにはある程度の人生経験が必要かもしれません。私は、「置かれた場所で咲く」とは制約のある中で精一杯生きていくという意味と理解しています。
人間は社会生活を送る生き物なので大なり小なり社会で生きていくという制約が課せられています。社会の単位としては、職場、学校、友人、家庭等があるでしょう。
私の場合を例にしますと、「置かれた場所」は家庭であったと思います。私はその昔の言葉で言うと独身貴族のキャリアウーマンでしたが、専業主婦に憧れて家庭を持ちました。
しかし育児と夫の面倒だけでは物足りなさを感じ、自分に出来るものは他にもあるのではないかと思い「それなら空いた時間で出来る範囲で頑張ってみよう」と思いついたのが英語講師と人形劇活動でした。
立派に咲けたかどうかは分かりませんが、精一杯咲こうと努力した過程は充実したものでした。是非もう一花咲かせたいものです。
では今日はこの辺で。