まずは投資用の口座を作ろう
投資信託は、証券会社や銀行、郵便局などの窓口で買うことができます。投資信託の積立を始めるには、証券会社や銀行で投資用の口座を作る必要があります。作った口座に入金するには、普通預金口座から送金する方法と、証券会社の窓口やATMで直接入金する方法がありますよ。
投信積立をする場合は、給与が振り込まれる生活費用の口座からの自動引き落としが断然ラクです。
買い方は2通りある
投資信託は、銀行や証券会社の窓口、インターネットで注文することができますが、窓口での購入は仕事をしている人には不便です。インターネットでの取引がおすすめです。
買い方には、
①口数を指定して買う方法
②購入金額を指定して買う方法
があり、①の場合、たとえば2万口購入の注文をすると、2万口×「注文が確定した日(約定日)の基準価格(投資信託の値段)」を支払います。
②は「100円分買います」というように金額を決め、そのお金で買えるだけの口数を注文する方法です。
投資信託の流れ
①口座開設・入金
投資信託を販売している証券会社や銀行で口座を作ります。ネットで申し込みをし、必要書類が届いたら新規口座にログイン。投信積立をする場合は、銀行の自動引き落としサービスの設定を行ないます。
②投資信託を選ぶ
購入したい投資信託をウェブサイトで比較・検討し(142 ページ参照)、商品の内容を目論見書で確認しましょう。手数料はどうですか? 最低購入金額はいくらですか?
③購入申し込み・買い付けをする
購入したい商品をウェブサイトで選択し、購入を申し込みます(サイトによって「注文」「買付」などと表現されています)。購入後に「取引報告書」を確認しましょう。
→申し込み完了!
④決算日に運用報告書を確認する
決算期ごとに運用報告書が発行されます。購入した商品によって、決算日・決算頻度は異なります。
⑤利益の発生
1. 分配金がある商品を選んだ場合は、定期的に「分配金」が支払われます。
2. 基準価格が上がったところでウェブサイトで売却すると「売却益」が確定します。
⑥口座に入金される
分配金や売却益が口座に入金されます。分配金を受け取らずに再投資することも可能です。
投資信託デビューの流れはイメージできましたか?
投資をはじめるには大掛かりな準備が必要そうに思えますが、実は6ステップで軌道にのせることができます。ぜひトライしてみてくださいね!
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