【2025年版】送金できるキャッシュレス3強を徹底比較!

2018年8月7日

2025年4月21日

送金できる3大キャッシュレスPayPay・楽天キャッシュ(楽天ペイ)・Bank Pay徹底比較

キャッシュレスが日常になり、利用する場面がどんどん広がっています。 その中でも日本国内で利用者が多いキャッシュレスサービスPayPay・楽天キャッシュ(楽天ペイ)・Bank Payのについて比較してみました。

送金できるキャッシュレス3大サービス

日本のキャッシュレスといえば「PayPay」

いまや「PayPay」の名前を見かけない日はないと言っても過言ではありません。2025年3月時点で、PayPayの登録ユーザー数は6,800万人を突破し、日本の人口の約2人に1人以上が利用しています。
PayPayは2018年10月にサービスを開始し、日本におけるキャッシュレス化を一気に加速させた立役者でもあります。そんなPayPayの主な特徴についてご紹介します。

1. PayPayでできること

  • 決済機能:​店舗やオンラインでの支払いが可能です。
  • わりかん機能:​複数人での支払いを簡単に分割できます。
  • 送金機能:​PayPayユーザー間での送金が可能です。
  • 現金チャージ:​セブン銀行ATMやローソン銀行ATMから現金でチャージできます。
  • オンラインショッピング:​PayPayモールなど、PayPay対応のオンラインショップでの利用が可能です。

iosアプリかAndroidアプリでPayPayのアプリをダウンロードして、クレジットカードでの チャージかコンビニでのチャージで利用可能です。 あとは飲食店やコンビニでPayPayの画面をかざすだけで決済終了です。

2. PayPayの登録方法

  1. スマートフォンにPayPayアプリをダウンロードします。
  2. 電話番号とパスワードを入力してアカウントを作成します。
  3. 必要に応じて本人確認を行います。

3. PayPayにお金をチャージ(入金)する方法

  • セブン銀行ATMやローソン銀行ATMからの現金チャージ:​手数料無料で、口座不要でチャージ可能です。
  • クレジットカードからのチャージ:​本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)のみが対応しています。
  • 銀行口座からのチャージ:​PayPayアプリ内で銀行口座を登録し、チャージが可能です。

4. PayPayの利用方法

チャージ後、店舗での支払いは以下の方法で行います:​

  • 店舗のQRコードを読み取る。
  • アプリ内のバーコードを提示する。​

また、PayPayユーザー間での送金もアプリ内で簡単に行えます。

5. PayPayの注意点

過去にクレジットカードの不正利用が問題となりましたが、現在では以下のようなセキュリティ対策が講じられています:​

  • 本人認証サービス(3Dセキュア)の導入:​本人認証前は利用上限が5,000円ですが、認証後は24時間で2万円、30日間で5万円まで利用可能です。
  • 不正利用時の全額補償:​万が一不正利用があった場合でも、PayPayが全額補償します。
  • 24時間365日の取引監視:​AIと専任スタッフによる常時監視体制が整っています。

楽天経済圏の強い味方「楽天キャッシュ」

楽天キャッシュは、楽天グループが展開するオンライン電子マネーで、楽天市場や楽天ペイなど、楽天関連サービスとの相性が抜群です。ネットショッピングはもちろん、コンビニや飲食店など街のお店でも利用でき、ポイント還元率の高さも魅力のひとつ。楽天経済圏を活用するなら、欠かせない決済手段です。ここでは、楽天キャッシュの主な特徴をご紹介します。

1. 楽天キャッシュでできること

  • オンライン・オフラインでの支払い:​楽天市場、楽天トラベル、ラクマなどの楽天グループのオンラインサービスや、楽天ペイ対応の街のお店での支払いに利用できます。 ​
  • ポイント還元:​楽天ペイで楽天キャッシュを使用すると、最大1.5%の楽天ポイント還元が受けられます。 ​
  • 送金機能:​楽天キャッシュを他の楽天会員に送ることができます。
  • 投資信託の積立:​楽天証券での投資信託の積立に利用でき、毎月最大50,000円まで設定可能です。
  • 出金機能:​本人確認を完了した「プレミアム型」の楽天キャッシュは、銀行口座への出金が可能です(手数料210円)。 

2. 楽天キャッシュの登録方法

  1. スマートフォンに「楽天ペイ」アプリをダウンロードします。​
  2. 楽天会員に登録し、ログインします。
  3. アプリ内で楽天キャッシュの利用設定を行います。 

3. 楽天キャッシュへのチャージ方法

  • 楽天カード:​楽天カードからチャージできます。
  • 銀行口座:​楽天銀行や他の金融機関の口座からチャージ可能です。 ​
  • ATM:​セブン銀行ATMやローソン銀行ATMから現金でチャージできます。 ​
  • 楽天ラクマの売上金:​ラクマの売上金を楽天キャッシュにチャージできます。​
  • 楽天ウォレット:​暗号資産(仮想通貨)を楽天キャッシュにチャージできます。​
  • 楽天ギフトカード:​楽天ギフトカードの残高を楽天キャッシュにチャージできます。 ​
  • オートチャージ:​設定した残高を下回ると自動でチャージされる「残高キープチャージ」機能があります。

4. 楽天キャッシュの利用方法

  • 楽天ペイアプリでの支払い:​楽天ペイ対応店舗で、アプリのQRコードやバーコードを提示して支払います。​
  • オンラインサービスでの支払い:​楽天市場や楽天トラベルなどのオンラインサービスで、支払い方法として楽天キャッシュを選択します。 
  • 楽天Edyへのチャージ:​楽天キャッシュを楽天Edyにチャージし、Edy対応店舗での支払いに利用できます。

5. 楽天キャッシュの注意点

  • 基本型とプレミアム型:​楽天キャッシュには「基本型」と「プレミアム型」があり、プレミアム型は本人確認が必要で、出金機能が利用可能です。
  • チャージ上限額:​チャージ方法によって上限額が異なります。例えば、楽天カードや銀行口座からのチャージは1回および月間で50万円まで、楽天ラクマの売上金からのチャージは1日および月間で100万円までです。
  • 出金手数料:​プレミアム型の楽天キャッシュを銀行口座に出金する際は、手数料として210円がかかります。
  • ポイントの使用優先順位:​楽天ポイントと楽天キャッシュを併用する場合、設定により使用される順序が異なります。

銀行口座からスマートに支払う「Bank Pay」

Bank Payは、日本の金融機関が共同で導入を進めるスマートフォン決済サービスで、銀行口座から直接支払いができるのが最大の特長。チャージ不要でスムーズに支払いができ、請求書払いにも対応。ことら送金など新しい送金サービスとも連携し、より便利に進化を続けています。そんなBank Payの注目ポイントをご紹介します。

1. Bank Payでできること

  • 即時決済:銀行口座から直接支払いが可能で、事前のチャージは不要です。 
  • ことら送金:​携帯電話番号やメールアドレスを利用して、10万円以下の送金ができます。
  • 請求書払い:​地方税などの納付書に印刷されたQRコードを読み取ることで、アプリから直接支払いが可能です。
  • 利用履歴の確認:​アプリ内で過去の支払い履歴を確認できます。 ​

2. Bank Payの登録方法

  1. スマートフォンに「Bank Pay」アプリをダウンロードします。​
  2. アプリを起動し、利用者情報(氏名、口座番号など)を登録します。
  3. 連携する金融機関の口座を登録します。​
  4. 必要に応じて、決済用パスワードや生体認証の設定を行います。

3. チャージについて

Bank Payは銀行口座から即時に引き落とされる仕組みのため、事前のチャージは不要です。 ​

4. Bank Payの利用方法

  • 店舗での支払い:​Bank Pay加盟店のQRコードをアプリで読み取るか、アプリ内のコードを提示して支払いを行います。​
  • ことら送金:​送金先の携帯電話番号やメールアドレスを指定して、10万円以下の送金が可能です。
  • 請求書払い:​納付書に印刷されたQRコードをアプリで読み取り、支払いを行います。

5. Bank Payの注意点

  • クレジットカード非対応:​Bank Payは銀行口座からの即時引き落としのみ対応しており、クレジットカードの登録や利用はできません。​
  • 加盟店数:​加盟店は増加中ですが、他のキャッシュレスサービスに比べると対応店舗が少ない場合があります。
  • 送金の取消不可:​ことら送金は一度送金すると取消や組戻しができないため、送金先情報の確認が重要です。 ​
  • セキュリティ管理:​スマートフォンの紛失や不正利用があった場合は、速やかに日本電子決済推進機構ヘルプデスクへ連絡し、アプリの利用停止手続きを行ってください。
  • 利用環境の維持:​アプリやスマートフォンのOSは常に最新の状態を保ち、セキュリティ対策を行ってください。

まとめ

今回は、利用者の多い代表的なキャッシュレス決済サービス「PayPay」「楽天キャッシュ」「Bank Pay」についてご紹介しました。それぞれに特徴や利便性があり、用途に応じて使い分けることで、日々の支払いがよりスムーズでお得になります。

一方で、キャッシュレスには便利さと同時に、セキュリティやトラブルへの注意も必要です。万が一に備え、決済用の専用口座を使う、セキュリティ設定を徹底するなど、利用者自身の対策も大切になります。

キャッシュレス決済は今後もさらに普及・進化していくと考えられます。自分に合ったサービスを選び、安全かつ賢く活用していきましょう。

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