皆さんは「ダイエットと貯金は似ているな」と思ったことはありませんか?
どちらも大事なのは毎日の積み重ね。コツコツ継続していくことが目標達成の鍵となります。
でも無理をしてがんばりすぎると、やってくるのはストレスですよね。そのストレスを発散しようと、ついつい甘いものに手が伸びてしまったりネットで衝動買いすることも。そしてあっという間にリバウンドしてしまいます。
長続きしないのは、我慢が足りない?それとも意思が弱いからなのでしょうか?
実はダイエットも貯金も、長く続けられる人というのはそれほど無理をしていません。
日常生活の中にちょっとしたコツを取り入れ、それを楽しんで実践しているだけなのです。
ダイエットも貯金も諦めない!と思うなら、皆さんも2つに共通する「長続きのコツ」を試してみましょう。
1.目標を明確にしてモチベーションを上げる
はじめに準備するのは目標設定。どちらもこれを決めないと始まりませんよね。目標を決める時のポイントは、内容をより明確に・具体的にイメージすることです。
例えば、なんとなく「痩せたい」「貯金したい」と思うのではなく、「3か月後にマイナス6Kg!」「半年後に貯金20万!」というように期間と目標値を明確にしておきましょう。
そうすることで目標が達成できた時のイメージが頭に浮かび、モチベーションアップにもつながります。
そして次は、期間の中で設定値を細分化します。3か月後にマイナス6kgなら1か月で2kgの減量、半年後に20万なら1か月で3万ちょっとの貯金です。
細かく区切ることで、それを達成するために日々何をすればよいのか、という事が具体的になります。
しかし行動目標を立てる時は注意も必要です。それは否定形を入れないこと。「お菓子を食べない」「1日1000円以上使わない」のように、「~しない」という打ち消しの表現は、心理学的に逆効果だと言われています。
常にポジティブでいられるよう「お菓子を食べた日は2キロ走る」「1日1000円まで使っていい」といった肯定形を使うようにしましょう。
2.途中経過をノートに記録。小さな達成感を味わおう!
行動目標まで立てたら、次にすべき事はノートへの記録。文字として起こすことで、より一層潜在意識の中に刷り込ませることができます。
まず全体目標からはじまり、月、週、日単位の順に小さな目標まで記入していきましょう。そして目標に合わせて、自分の行動すべき項目も書き足します。できればスケジュール機能の付いたノートがおすすめです。
そして毎日ノートを見ながら、その日達成できた項目にはチェックを入れます。1日の事なのでとても小さな単位になりますが、それを日々積み重ねると「自分はこれだけ出来た」という達成感を味わうことができます。
さらにその達成感が視覚的に残り、「よし、明日もがんばろう」とやる気を引き出す効果もあります。
実はこのノート活用法は、野球で有名なイチロー選手や大谷選手も実践しているものです。
彼らも大きな目標を達成するために、「いつまでにこれをする」といった小さな目標を細かくノートに書きこんでいます。そしてそれらを一つずつ達成して記録することで自信を高め、モチベーションを維持し続けているのです。
3.自分に合った習慣で楽しく継続
目標を明確にして毎日すべき事をこなしていても、突然やってくるのが甘い誘惑ですよね。
そしてその誘惑を振り切ろうとして我慢すると、ストレスはたまる一方です。
それならどうやって誘惑を乗り越えるのか?
その答えは簡単。誘惑されない習慣をつくることです。
例えばダイエットの場合、コンビニやスーパー行く回数はできるかぎり減らしましょう。普段の生活では平気でも、スイーツを目の前にする機会が多くなれば危険は高くなります。
買い物はスーパーで週1回、お昼はお弁当を作るといった習慣にすれば、自然と誘惑は減っていきます。
また貯金も考え方は同じです。買い物に出かける回数は減らし、通販サイトのネットサーフィンも控えましょう。特にネット通販の場合、届いた商品がイメージと違ってがっかりしたという経験者も多いはず。本当に必要なものは手に取り、確かめながら購入する習慣をつけていきましょう。
ただ、この誘惑されないための習慣というのは人それぞれです。毎日仕事で忙しい人がお弁当を作るのは無理ですし、近くで買い物できる店が少ないと方もいるでしょう。
要は、自分が日常生活に無理なく取り込めて簡単にできること。それを習慣化することが「長続きのコツ」なのです。
皆さんも自分に合った習慣を見つけて楽しく目標達成を目指してくださいね。
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