後悔を感じたら時すでに遅し・・・マイホーム購入の大事なポイント

2017年10月12日更新

マイホームがほしいと思ったら?

みなさんはマイホームが欲しいと思った時、まずどんな行動をとりますか?
「インターネットを検索してみる」
「住宅情報を探せるアプリをダウンロードする」
「銀行に行ってみて融資限度額を確認した」
など、人によって行動は様々なようです。
そんな中、大体の人が経験するのが
「住宅展示場やモデルルームに行ってみる」
というものです。
住宅展示場やモデルルームに行くと、実際の内装や外観を直接見ることができるので、安心できます。見学する際には、必ず担当者がついていろいろな説明をしてくれます。
「このくらいの規模であれば、XXX円くらいが相場ですね。住宅ローンの支払いは◯◯円くらいですから、今の家賃と同じくらいになりますから、生活も大丈夫ですね。」
こういった説明を聞いた上で
「あのハウスメーカーはインターネットでの評判も高いし、いろいろなことを聞けたから安心だね。購入しよう!」
と決断する人が多いようです。
……でも、本当に大丈夫でしょうか?

人間は間違った判断をする


人間の思考には「早い思考」と「遅い思考」があります。
「早い思考」は、直感的に判断する時に使用するもので、自分の経験値を元にスピーディーに判断できるのが特長です。「遅い思考」は、じっくりと検討する時に使用するもので、物事を比較検討する時などに使用されます。
では「マイホームを買う」という時にはどちらの思考が使われるのでしょうか。
大きな金額がかかるだけにじっくりと検討する「遅い思考」が使われる、と思いますが・・・実は「早い思考」を使って直感的に判断している部分が多いのです。
先程の例で言えば、例えば「インターネットでの評判が高い」という部分。今はネットでの評判でお店を決めたりすることも多いですが、そういった経験から「ネットで評判が良いところは問題ない」との判断をしてしまうことがあります。これは典型的な自分の経験を使った「早い思考」での判断です。(ヒューリスティックともいいます)「早い思考」は、素早く結論がでる代わりに間違った判断をしてしまうことも多いのも特長のひとつです。飲食店であれば、「思ったほどではなかった」で済みますが、マイホーム購入ではそうはいきません。間違った判断によって、人生の大きな損失になってしまう可能性があります。

マイホーム購入で失敗しないためのメソッドとは


マイホーム購入でしっかりとした判断を行うためには、何よりも「明確な判断基準」を自分の中に作ることがまずは大切です。
例えば、いいなと思った物件があった場合、その物件の価格が妥当かどうかを図る基準として「200倍の法則」があります。人にその物件を貸し出した場合に得られる家賃の200倍以内で購入することができれば、購入した方がお得になるというものです。

このように、不動産には物件の良し悪しを図ることができる「メソッド」があります。より多くのメソッドを学ぶことによって、マイホーム購入における判断を他人の経験談や直感に頼ることなく、「どこに購入するべきか」や「買うべきかどうか」などを自分の力で多角的に検討することができるようになっていきます。そして不動産の知識やテクニックを学ぶことで「マイホームを建てる」=「住宅ローンを毎月支払う」という建て方だけではない、ということも見えてきます。(実は、自分以外の人がローンを払ってくれる、ということも考えられます)
知らないことが大きな損失につながってしまうマイホーム。逆を言えば、知ることによって、大きく得をすることもあります。「マイホーム購入のメソッド」を知ることによって、しっかりと納得できる家を手に入れましょう。
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知っているだけで1,000万円以上差がつく、マイホームを賢く買うには

この記事のライター

マネラボ編集部

節約から投資まで、お金に関するさまざまなテーマのコラムを、わかりやすく・楽しく発信することに日々奔走中。誰もがお金と正しく付き合うための教養を身につけ、豊かな人生を送るためのヒントを提供しています。

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