50代になると男女を問わず更年期にさしかかり、体力的にも無理の効かない年齢になってきます。また、経済的にも、子供の学費一番かかる時期でもあり、年老いた親の介護問題や、実家の片付け問題などが降りかかってきます。早期退職制度に当てはまるのもこの世代でしよう。結構抱えるものが多いものです。そんな時にこそ、大切な家族とのかかわり、自分の人生とは何かを考えてみてはいかがでしょうか。
親から夫婦へシフトする
人生は嬉しいこと楽しいこと、辛いこと悲しいことが積み重さなってできています。嬉しいことや楽しいことの幸せがいっぱいあるといい人生だったと思えるかもしれません。では、その幸せはどこからやってくるのでしょうか。結婚し子供が生まれ育てていくうちに、いつしか自分の目が家族にしか向いていないことを感じることがあります。
やがて人生の全てをささげた子供が成長し手が離れると、虚無感や孤独感に落ちいったりします。それを人生のパートナーとの関係を見直すチャンスととらえてみてはどうでしょうか。親ではなく新たに夫婦へシフトさせるのです。その関係性は、どちらかが相手に依存するのではなく、お互いに利益をもたらすこと。例えば、妻にまかせっきりの料理を休みの日は夫がするだとか、コンサートや映画鑑賞に一緒に出掛けるなど。これまでに出来なかった事を一緒にやってみてはいかがでしょう。共に楽しい時間を過ごしていく努力をする。それは特別なものではなく、日々の暮らしの中に十分あるように思います。
ひとりを謳歌する
パートナーがいてもいなくても精神的に自立し、ひとりを謳歌することも大切です。それには自分がワクワクするような楽しいことを探していきます。例えば、子供の頃好きだったこと、やりたくても出来なかったことを、大人になってから挑戦してみる。つい気がつけば何時間でもやり続けられるほど熱中できるもの。好きなことをしているときって、楽しくって不安を感じる事はありません。
そして、好きなことを続けていくと、だんだんと欲が出てきて、向上心や行動力が自然とついてくるのです。楽しもうと思えば一人でも楽しめますし、心から楽しいと思うことを続けていくと、新しい何かが始まったりします。
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自分にとって大切なもの、必要なものを知る
人は何かと欲張りなものです。自分にはない他人が持っているものを見ると良いように見えて欲しくなるものです。例えば、欲しいものをなんでも買えるお金持ちを見ると羨ましく思うことがあります。
美しい女性を見ると、どうして自分は美男美女の両親から生まれなかったのだろうと思ったりもします。しかし、他人から見て満たされているように見える人が幸せかといえば、実はそうとも限らないのです。幸せとは周りの常識で測られるものではありません。
自分にとって何が大切なのか、必要なものは何なのか、そしてどういった人生を歩んでいきたいのか自分に問うてみてください。そして、その答えに時間とエネルギーを注いで向き合ってみて下さい。逆に大切なもの、必要なものがわかれば、きっと要らないものが出てくるはずです。もう要らないなと感じたら潔く手放してみましょう。驚くほど心と体がすっきりと楽になると思います。
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