こんにちは。
こめまるです。
8月から、量販店の家具売り場でアルバイトをしています。
1ヵ月経ちました。
ようやく慣れてきた感じです。
でも、最初の2ヶ月間は、試用期間なのでまだ胸に研修中というバッジを付けています。
面白いのは、このバッジを見てのお客様の反応です。
研修中なんですね、と声を掛けてくれるのは、僕と同世代から少し上の年代の方々です。
ただ、あまり上年代の方は声を掛けてくれません。
具体的な年代は、私の見た目ですが、50代後半から70歳くらいまでの方々です。
しかも男性と女性では反応が違います。
男性は、具体的です。
前の仕事は何ですか?
定年後いつから働きだしたの?
条件とか時給はいくら?
アルバイト以外は、何しているの?
という感じです。
一方女性は、
定年後も働くなんて偉いわね。
うちの主人は、何もしなくて。
と、どちらかというと愚痴っぽくなります。
中には、主人が家にいて鬱陶しいから外出しているの、という人までいました。
販売のアルバイトは世間との接点が持てるので楽しいです。
定年後のもっとも楽しい時間
定年後のもっとも楽しい時間って何かな?と考えてみました。
そして、僕の結論は、自分の好きなことが学べる、ということだと気づきました。
学生時代、社会人時代、いろいろ学んできました。勉強もしてきました。
でもそれは目標、目的のための手段だったように思うのです。
進学のため、進級のため、就職のため、昇進のため、昇給のためなど、純粋にあるテーマが好きだから勉強したのではなく、目的があったから勉強をしなければならなかったと言った方が正しかったと思います。
つまり自ら学びたいことがあり勉強したのではなく、やらされていた感が強いです。
特にそれは社会人になってからはその傾向が強く、大学でもっと好きなことを勉強しておけば良かったと後悔したものです。
社会人になってからの勉強は、会社の仕事を憶え、給料をアップさせ、家族を養って行くための勉強が最優先でした。
しかし次第にそれに反抗するように、いつか思いっきり好きなことを学びたい、勉強したい、研究したいという欲求が膨らんできたのです。
だから定年後は楽しく勉強できる時間を増やしたいのです。
僕の研究したいことクラシック音楽と京都
僕は、現在19世紀生まれのクラシック音楽界の巨匠と呼ばれた指揮者の生き様について研究しています。
いや、研究というほどではありません。単に欲求の赴くまま本やCDなどを取り寄せて調べています。
なぜ、そんな昔の指揮者に惹かれるのか。
それは彼らの創り出す音楽が、現代の演奏家に比べてはるかに個性的だからです。
そして、彼らは、必然的にナチスドイツから強い圧力を受けました。
ユダヤ人故に酷い迫害を受けた指揮者もいます。逆にドイツ人故にナチスの広告塔にされた指揮者もいます。
でもそれを乗り越えて、第二次世界大戦後も活躍しました。
そんな時代を生きた指揮者たちの生き様とそんな時代だから演奏された録音を聴きながら戦争の悲惨さを伝えて行けたらと考えています。
そしてもう一つは京都です。
20代の頃、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで、東京から京都までオートバイを飛ばして、坂本龍馬の墓参りに行ったことがあります。
それ以来、京都は憧れの土地です。
僕は、京都とはあまり縁のない人生を送ってきました。
だから京都・観光文化検定試験というものがあるので、それの一級を取ろうと思ったのです。公式テキストを取り寄せて驚きました。憶えなければいけない量は半端ないのです。
京都・観光文化検定試験は、毎年12月の初旬に京都と東京であります。
当初は、甘く考えていましたが、テキストの量を見た瞬間、三年がかりだなと思いました。
でも、京都が逃げるわけではないので三ヵ年計画で一級を狙います。
最後に
少年老い易く学成り難し、ということわざがあります。
人は若いうちは先は長いものだと思っていますが、すぐに年をとっていまうものです。
かたや、学問は容易に修められるものではないので、若いうちから時間を惜しんで勉学に励むべきものだ、という意味です。
でも、勉強をするのに年は関係ありません。
年をとったから憶えが悪くなる、すぐ忘れてしまう、だから勉強は出来ないと決めつけず、やらないから出来ないと考えれば良いのです。
先日読んで「プレジデント」2019年8.16号に、60歳で医師資格、65歳で司法試験、79歳で宅建士の資格を取り、現役の医師、弁護士、そして不動産会社の代表として活躍している方々のレポートがありました。
学ぶ姿勢さえあれば、いくつになっても可能性があるのです。
しかも定年後は、純粋に勉強するという楽しさが加わります。
誰でももっと知りたかったことがあるはずです。
定年後の楽しみにしてはいかがでしょうか?
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