普段生活していて、なんとなくやる気がない。気分が重い。特に原因が思い当たらないとい事があります。仕事を持っていると、量や内容、職場の人間関係。家事との両立。実は目に見えないストレスを抱えながら暮らしているのではないかと思います。外から帰ってきたらほっとするのが家でしょうが、なんだか疲れが取れない。居心地が良くない。「きっと忙しさのせいだわ」「仕事が落ち着いたら片づけでもしようかな」と思ったりしませんか。それは外で手一杯に感情を抱え込んでいて気持ちに余裕がないのです。抱えている嫌なものを流して心に余裕を生むちょっとしたコツを提案します。
ほんの少しスッキリするだけで違う
心に余裕がないと部屋を片付ける気分にもなりませんよね。なにも家中ピカピカにする必要はないのです。「あっゴミが溜まっているな」と思ったらそれを捨てるだけでもスッキリします。そう、なんだか嫌だなぁと感じるものを捨ててしまうのです。
私はクローゼットの引き出しを開けると、冬用のくたびれた靴下に目が止まり、そのままビニール袋に入れてゴミ箱へ。引き出しのほんの1/3程度を断捨離し整えただけ。わずか5分程度のこと。それだけで気分がスッキリとしたのです。
でも、散らかっていても気にならない人もいるでしょう。そんな人はトイレや洗面台、お風呂やキッチンの排水溝を汚い水が流れる場所のお掃除が効果的です。シュシュと漂白して汚れやヌメリを取り除くだけでもスカッとします。黄ばみがちな布巾を漂白するのも効果的です。目に見えるもの綺麗にすると、家の中の気の流れが良くなり、同時に心に詰まったものも流される気がするので試してみる価値はありますよ。
心に余裕がないからこそ花を飾る
花のある生活を心がけています。もともと花が好きなこともありますが、ほんの少し一輪の花を飾ることで、お部屋の空気が変わるし、雰囲気が明るくなります。ストレスを感じている時にはリラックスの効果があります。綺麗な花を飾ると、その周りも片づけたくなるものです。なので自然と部屋がスッキリとします。
「気持ちに余裕が出来たら花でも飾ろうかな」と聞くことがあります。それは、逆ですね。気持ちに余裕がないからこそ花を飾り、心を落ち着かせたり癒されたりして、気持ちの余裕が生まれるのです。
心地よいことをする時間をつくる
私は、朝の一時間を愛犬と戯れたり、お茶を飲んだり、ブログを書いたりと、自分の好きなことに充てています。その時が一日の中で一番好きな時間です。まさに朝が至福の時と言えるでしょう。
でも、なにかとバタバタしやすい朝にそんな余裕がない人は、ぜひ入浴タイムを至福の時にしてみましょう。誰だってお風呂に入りますよね。その時間を心地よくプロデュースしてあげるのです。例えば、好きなバスソルトやアロマオイルを入れてうっとりとするのも良いですし、明かりを落としてキャンドルを灯し、揺れる炎をぼんやりと眺めるとリラックス効果は大です。今日あった嫌なことを思い浮かべず、好きなことの夢を膨らませていってください。なんだか楽しくなってきます。
心の断捨離
形のある目に見える物は両手一杯に抱えていたら、目の前にある欲しいものを受け取れませんよね。なので、簡単に不要な物は手放せるはずです。
しかし目に見えないものは持ちすぎていてもなかなか分からないものです。ストレスを抱えすぎると、ほんとに好きなもの心地いいものを手にできなくなります。ぜひ心の中の要らないものは手放しましょう。