屋外の様々な風景や花や鳥、猫などの動物たちを撮るのも楽しいのですが、私の場合、元々料理作りが好きなので、自分で調理した料理の写真や食材などもストックフォトにしてみたいと思うようになりました。
そこで、2年ほど前のことですが、自宅の中で天候の善し悪しに左右されない、照明設備を備えたミニスタジオを作ってみようと思い立ったのです。
照明機材は専用のセットを購入
手作りと言っても照明用の器材まで自作するのは難しいと思います。
写真撮影用の照明機材セットは、アマゾンなどで検索するとたくさん見つかるので、気に入ったセットを購入するのがよろしいかと思います。
私の場合、5灯ソケットの写真撮影用の照明機材セットとスタンドや取付け機材などのセットを1万円弱の価格で購入しました。
この機材セットのほかに、さらにスパイラル蛍光ランプなどの電球が必要となります。
この電球は1個2000円前後の商品なので、値は張りますが、ケチらずに品質の高い商品を選ぶべきです。
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撮影用ボックスは廃棄ダンボールを利用
照明機材だけでは、ミニスタジオは完成しません。照明の光を被写体に効果的に当てるための撮影用ボックスが必要となります。
ネットで検索すると、ボックスと照明機材がセットになった商品もありますが、かなり価格が高いものが多く、私は段ボールを利用して自作することにしました。
当時は物流関係の仕事に従事していたため、大きな廃棄ダンボールが手に入る環境にいました。その段ボールを使って、上の写真のような撮影用ボックスを自作しました。
被写体を置くスペースは、白い画用紙や手芸店で購入した大きな白い布で覆いました。
上の写真のように、このボックスの真上に照明機材を設置して、ミニスタジオの完成です。
自作ミニスタジオで撮った作品
こうして作ったミニスタジオで、実際にご購入いただけるような作品を撮影することができました。
これは鶏手羽中の甘辛揚げのストックフォトです。
私の自慢料理のひとつで、ニンニク、黒胡椒をたっぷり使った甘辛のタレで仕上げます。
これも自家製の餃子ですが、さっそくストックフォトの被写体として撮影してみました。
ニンニクたっぷりで、オイスターソースが隠し味として入っています。
私の娘が集めていたガラス細工のおもちゃで、こんなストックフォトも自作ミニスタジオで撮影してみました。
このように自宅内にミニスタジオを作れば、ストックフォトを撮る楽しみが、さらに増えること確実です。
撮影用ボックスを手作りするときに使う、大きめの段ボールを手に入れるポイントをご紹介しましょう。
まず一つ目は、ホームセンターで売っている大き目の段ボールを実際に買うという方法です。最も手軽に手に入りますが、費用がかかります。
二つ目は、スーパーのレジ近くの包装テーブルのそばに用意されている自由に使える段ボールを利用するという方法です。しかし、スーパーの段ボールは、大きなサイズが少ないというのが難点です。
三つ目は、ドラッグストアにお願いして廃棄する段ボールをもらってくるという方法です。
ドラッグストアの場合、紙おむつなどの納入にかなり大きな段ボール箱が使われることが多く、撮影用ボックスに適したサイズの段ボール箱が手に入るはずです。ぜひお試しください。