1銘柄をたった5秒で判断する、四季報速読テクニックとは?〜ファイナンシャルアカデミー『銘柄発掘トレーニングゼミ』潜入〜

2018年11月30日

【2019.12.22.(日)にアップデートした記事です】
四季報は株式投資家にとってお宝の山。毎号どんな優良銘柄が眠っているか、発売を心待ちにしていると思います。
しかし2000ページ以上ある四季報をスラスラと読むのは至難の業。
何日もかかったり、途中で挫折したりと、苦い思いをしている投資家も多いのではないでしょうか?
そんな四季報を3~4時間でストレスフリーに読み切るテクニックを教えているのが、お金の学校・ファイナンシャルアカデミーが開催している『銘柄発掘トレーニングゼミ』です。
講師をつとめるのは、ファイナンシャルアカデミー認定講師の森口さん。
テクニカルアナリストの資格を持ち、個人投資家としては約3年間で投資額の3倍に資産を増やした実力のある、ファイナンシャルアカデミーの人気講師です。
森口講師は、四季報の速読にはずばり「捨てる勇気」「10%」「道具」が大事だといいます。
この3要素に、どんなテクニックが隠されているのでしょうか?さっそく講座をのぞいてみましょう!

四季報は「通常発売」より早く手に入れるべし!

まず講座がはじまると、「会社四季報、定期購読している人〜?」と森口講師は受講生に聞きます。
森口講師いわく、「四季報を定期購読することは投資家として必須」。四季報を、発売日前日に手に入れることができるからです。
この段階でもう、他の投資家と差別化するためのステップがはじまっているのです。
四季報の情報はほぼ「捨て」
四季報を発売前日に手に入れたら、その日の夜中に四季報を読了し、優良銘柄をピックアップして、翌日9時までに買い付けをおこなうことを目指します。
この短スパンで四季報中の銘柄をさばくには、『捨てる勇気』が欠かせません。
初心者は1つ1つの銘柄に気をとられ、「これも良い銘柄なのでは?」「あれも良いのでは?」と気になりうまく絞れないことが多いそうです。銘柄数は何千とあるので、憶することなく鬼の心で捨てていくことが大事だそうです。
捨てる・捨てないの基準は「10%」
では、どの数字をみて銘柄の取捨を判断しているのでしょう?
キーワードは『10』です。
・業績10%ずつ成長しているか?
・利益率は10%以上あるか?
この数字に達していないものは切る、達していそうなものは残します。
「10」は成長を知るひとつの指標でもありますが、それ以上に計算しやすい数字であることがこだわりの理由。
四季報の速読では「1桁まで正解すること」より「素早く判断すること」を優先します。
この「10」という数字に感覚で慣れていくと、ゆくゆくは計算せず直感で数字が判断できるようになると森口講師は言います。

その後、「業績のブレを確認する方法2つの方法」や「1株益の異常値の気づき方」など、優良銘柄にたどり着くまでの重要指標をひとつひとつ解説していきます。
そしてこのゼミの大きな特徴は、学びをすぐに実践する「ワーク」があること。
学ぶ→実践→学ぶ→実践・・・と繰り返すことで、座学だけではなく体に速読のテクニックを染み込ませていきます。受講生だけではなく森口講師も一緒に銘柄チェックを行うので、貴重な講師の生の意見を聞くことができます。

▲ワーク中。教室が一気に集中モードに切り替わります。
気になった銘柄には付箋をつけて、最後に全員で発表します。

四季報速読をサポートする道具たち

また、四季報速読に役立つ講師お墨付きのアイテムも、このゼミで知ることができます。
作業中の不便さは何十分というロスタイムを生みますので、必要なものはしっかり備えていきましょう。
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<絶対に必要なもの>
・会社四季報……定期購読で前夜にGET
・付箋……できるだけ小さいもの、2色用意する(1色目は良い銘柄につけ、2色目は「明日即購入するかもしれないとびきり良い銘柄」につける)
・証券口座……銘柄発掘トレーニングゼミでは、使いやすさの面から楽天証券(iSPEED)を推奨
・スマホ……PCでも可
<あると便利なもの>
・指サック……ページめくりを手出すけするものならなんでもOK
・眠気覚まし……森口講師おすすめはイケアのデスクライト。明るく、眠気を吹き飛ばしてくれるそう。
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出典:Amazon

出典:AppStore(iSPEED

出典:IKEA
銘柄発掘トレーニングゼミを受講した人の感想を聞いてみました。
・このスキルは一生使えると思います。(30代男性)
・こまで漠然と読んでいた四季報を、ポイントを押さえて読むコツを教えていただきました。(50代女性)
・独学では学べない「知恵と時間」の自己投資になりました。有益な時間でした。(30代男性)
・銘柄をあげて1つずつ分析して頂けたのがよかったです。(60代女性)

何回も実践し、続けていくことで本当のスキルになる

銘柄発掘トレーニングゼミで学んだテクニックことは、自分で何回も実践していくことで慣れ、身についていきます。
最初は「本当に数時間で四季報の情報を網羅できるのか?」と疑問に感じる人も多いかもしれませんが、森口講師はそれを実現しています。
この力がしっかりと身につけば、成長企業をいちはやく見つけられる・他の投資家と差をつけられるなど、メリットは数え切れません。みなさんも次の四季報発売に向けて『銘柄発掘トレーニングゼミ』で学んでみてはいかがでしょうか。

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