アラカンの人生を楽しく充実させるはじめの一歩

2019年3月7日更新

現在の高齢者は還暦祝いと同時に定年退職をし、第二の人生を安定して暮らせた世代です。人生において60歳という区切りがあったと思います。その子世代の私たちも同じような人生があると信じていました。しかし、ここ数年で人生100年の時代に突入しました。60歳を一区切りとしても、まだ40年先があります。定年まで残り4年でしたが、一体60歳の区切りになんの意味があるのだろうと疑問に思え退職しました。定年から先の人生を見据えた生き方をするよりも、今を大切にしながら将来につなげていき、楽しく充実させていきたい。そのためには自分を活かしながら、もっと身軽に生きていこうと決めました。

なくてもいいものを手放す

自転車を乗りはじめたのは、確か8歳くらいでしょうか。それから54歳までずっと自転車は私の足として活躍してくれました。車の運転免許を持っていないのでどこに行くのも自転車。45歳で自立しようと正社員で働きだした時も自転車は強い味方だったのです。
それを手放しました。それは、自転車のメンテナンスが面倒に感じてこと。自転車がなければ行けないようなところにまで、行く必要があるかな?と疑問に感じたこと。なければないでどうにでもなるのではと思ったからです。どこかへ出かける時は、駅まで歩いていくことがほとんどです。
時々、約束の時間の間に合わずタクシーを呼ぶことがあります。
そんな時、「自転車があればな」と思わないこともありませんが、早い目に支度をする習慣をつけようと考えが変わりました。歩くことで一番楽に簡単にできる健康維持、足腰の老化防止につながりますしね。

家計簿を手放す

家計において、やりくりすをするのは日々の生活費ではないでしょうか。
ブログのフォロワーさんから、時々食費を聞かれることがあります。正直に答えると「案外使っていないのですね」「意外にお安いお肉ですね」など。見た目ほど使っていないと分かっていただけます。
仕事上の食事会や、主宰する日本酒の会、お出かけ時のランチなど、外食は確かに優雅そうに見えるので、普段の食生活もそのように見えるのかもしれませんが、ごく普通の食卓です。
自慢できるのは食材を無駄にせず使い切ること。加工食品や冷凍食品などの買い置きがない。不良在庫「0円」なのです。それが習慣になっているので食費は年間通してほぼ一定。家計簿歴30年。今年から家計簿を断捨離しました。
固定費と貯金を確保した残りで生活。お金の流れを把握して、使い方が定まっていれば、家計簿がなくても使いすぎるということはありません。煩わしい家計簿つけとはさようなら。

母親業は自主退職。

三番目の子供が春から社会人となります。いくつになっても子は子。心配の種をほじくりだしたらいくらでも出てきそうです。なので、ほじくらないことに決めました。それぞれが人生を構築しているなら、それだけで良し!健康でさえいてくれたらもう、充分です。
それよりも、母ではなく一人の自立した女性として、私自身が子供たちに心配をかけないように人生を歩んでいかなければならないと思っています。母親業を自主退職したら随分と肩の力が抜けました。

新しい出会いをつくる

退職すれば、それまでの自分のベースが1つなくなりました。それによって人間関係も断捨離です。これは、ほんとによく耳にしますが老人ホームなどで現役時代のまま「肩書き」をベースに生きている人の話を聞きます。「肩書き」は社会や会社での単なる役割に過ぎないと思うのです。それにしがみついていては、新しい未来は作れません。
キャリアウーマンも主婦も根っこのところは皆同じ、人として変わりはないはず。これからは自分の好きなこと、興味のあること、やってみたいことを、どんどんトライをして、自分が作れるなら「場」を提供し、刺激を受ける「場」には参加して、新しい「人」との出会いを持ちたい、求めていきたいと思っています。それがこれからの自分を作っていくと思っています。いつまでも過去に囚われては未来を見ることはできないと思っています。
定年まで勤めるつもりで就活し、手に入れた正社員の座でした。しかし人生100年の時代、4,5年のズレなんてほんの一瞬でしかありません。それよりも、これから先の人生をいかに楽しく充実させていくか、そのはじめの一歩は身軽になることだと思います。

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。

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