いよいよゴールデンウィーク間近ですね。
今年は10連休という前代未聞の長さで、より一層楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
一方で、こんな声も。
「出費がかなりかさみそうで心配。」
ただですら旅行や外食費などで出費が増えるゴールデンウィーク。その期間が伸びることに不安を感じる人も多いようです。
そこでマネラボ編集部は、支出をおさえつつ有意義な休日を過ごすヒントを探るべく、都内で働く30代「節約男子」2人にゴールデンウィークの過ごし方を聞きました!
Contents
「思いっきり遊びたい派」のH・Iさんの過ごし方
一人目の節約男子は、H・Iさん(34歳)。奥さんとの二人暮らしで、日頃から手作り弁当を持参し、職場でも節約上手と評価されています。
「大型連休の時はいろんなコストが高くなるし、どこも混雑しているので基本的に旅行は行きません。」と語るH・Iさん。具体的には以下の過ごし方を予定しているそうです。
レンタルペットを借りて動物と触れ合う
犬・猫ブームにあわせてレンタルペットの需要が増えています。実際にペットを飼うとなると莫大な費用がかかり、簡単には手を出すことはできません。その点レンタルペットは、ペットの居る楽しさ・癒し効果をリーズナブルに体験することができるので、長期休暇にはもってこいのサービスですね。
H・Iさんが利用するレンタルペットは、7日間レンタルに必要な道具とエサがセットになって15,000円だそうです。
自宅マンションの設備を利用した無料バーベキュー
H・Iさんの自宅マンションには、無料で利用できるバーベキュー設備があります。もしかしたらみなさんも、自分が住んでいるマンションにあるありがたいサービスをウッカリ忘れているかもしれません。マンションによっては、子供と遊ぶのにぴったりの「中庭」や、住民以外の人とも利用できる「多目的ゲストルーム」がある場合も。改めてチェックしてみるのもいいですね。
カーシェアリングで奥さんと夜のドライブ
H・Iさんは車を持っていません。なので、たまにはドライブに行きたいな……という時はカーシェアリングを利用しているそうです。節約ポイントは、料金が安くなる「ナイトパック」を利用すること。奥さんに綺麗な夜景をプレゼントしつつ、しっかりと出費を抑えられます。H・Iさんが利用するサービスは18〜24時の6時間利用で2,060円でした。(ガソリン代は除く)
アマゾンプライムで好きな映画を見る
Amazonの有料会員・Amazonプライムを利用すると、年間4,900円の会費で映画・ドラマなどが見放題になります。自宅でゆっくりと過ごしたいインドア派の方にはおすすめですね。ただし、年間契約をしてしまうと途中で解約ができないので、長期的に利用するか不安な人は、月額支払いのプランを選択すると良さそうです。(月々の支払いは500円)
そして最後に、「次回、いつ長期休みを取得して何をするかの計画もゴールデンウィーク中に立てます」とのこと。長期休暇の支出に苦しまないコツは、この計画性にあるのかもしれませんね。
「自己投資の時間をつくりたい派」T・Oさんの過ごし方
「あまり華やかな予定はないのですが……」と控えめに話すのは、2人目の節約男子T・Oさん(35歳)。節約を強く意識しているというよりは、やりたいことや興味のある分野が明確で無駄な支出が生まれない体質のようです。そんなT・Oさんの過ごし方はこちらです。
プログラミングスクールの仲間と合宿
10日あるうちの一週間は「スマホアプリの開発合宿」という大型予定を組んでいるT・Oさん。普段システム関係の仕事をしていらっしゃるようですが、さらにプライベートでもプログラミングスクールに通うなど、仕事と趣味が見事にリンクしています。ゴールデンウィークはスクール仲間と集まり、AR(仮想現実)を使った新たなアプリの開発に取り組むそう。
ゴールデンウィークは「時間」という面で捉えれば、やりたかったことに一気にとりかかれるチャンスです。1つでも何かに打ち込めれば、それ以外のミーハーな出費はかかりにくくなる、という知的男子ならではのコストカット術です。
ランニング習慣づくり
「駅伝参加を控えていて、それに向けてトレーニングします。」とT・Oさん。ランニングはスポーツの中でもリーズナブルに始めやすく、アウトレット品やファストファッションを狙えばトータル1万円以内で必要なアイテムを揃えることが可能です。ただし、長距離を走ることが予想される場合は、ランニングシューズの値段をケチらないようにしましょう。かえって足を悪くし、仕事に影響が出たり治療のためのお金がかかる可能性があります。ちなみにT・Oさんも10,000円前後のシューズを愛用しているそう。
仕事がハードルになってなかなかはじめられなかった習慣づくりも、このタイミングなら成功しやすそうですね。
奥さんや友達とのんびり過ごす
意識の高い予定が並ぶ一方で、大事な人とののんびりとする時間も確保。ゴージャスな非日常じゃなくても満足感を得られるのは、力を入れる部分・息抜きをする部分のメリハリが上手にコントロールできているからかもしれません。
節約ポイントは「自分流の休日スタイル」を持つこと!
いかがでしたか?2人の節約男子はタイプこそ違うものの、「どんな過ごし方をすれば満足度が高くなるか」という自分の休日スタイルをしっかりと持っていることです。
まだ予定に迷いがある人は一度、どんな休日が理想か?を整えてからお金の面を考えてみると視野がひらけてくるのではないでしょうか。
また、お金の不安がなかなか拭えない人は、ゴールデンウィークに将来のお金を増やすための勉強をしてみるのもおすすめです。
H・Iさん、T・Oさん、取材協力ありがとうございました!
▼オマケ▼
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