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2019年4月30日更新

年金のお得なもらい方

僕は、70歳までしっかり働いて、年金は70歳からもらおうと考えていました。
もちろん現在もその考えは変わっていませんが、最近少し考えに迷いが出てきました。
それは損得で考えるとどうかな、と不安になったためです。
まず、年金に対する考え方ですが、僕は年金とは長生きした時の保険だと思っています。
自分で稼げるうちはその収入で生活して、年金は働けなった時のために取っておくものと考えています。
この考えは変わりませんが、最近損得と今後の国内事情を考えた時、多少の不安に駆られるときがあります。

年金は受給開始の時期でもらう金額が違う

僕は、63歳から老齢厚生年金の特別支給分が支給され、65歳から老齢厚生年金の全額が受給できます。
つまり現在では、65歳から公的年金が受給できます。
但し、希望すれば60歳から早くもらい始めることも、70歳から遅らせるもらうこともできます。
65歳より早くもらう場合は、繰り上げ受給といいます。
ただし、もらえる額は、65歳と同じではなく、年金額はひと月当たり0.5%減額されて受け取ることになります。
もし60歳になったと同時ももらう場合は、0.5%×12ヵ月×5年=30%になり、
65歳でもらうよりも30%も減額されて受け取ることにあります。
つまり、65歳からひと月当たり10万円の年金を受け取る予定だった場合、60歳に繰り上げてもらう場合は、30%減額されて7万円になるわけです。
一方、65歳より遅らせてもらい始める場合は、繰り下げ受給といって、こちらは1ヵ月遅らせるごとに0.7%加算されます。
だから最大70歳まで遅らせた場合は、0.7%×12ヵ月×5年=42%になり、
なんと65歳から受け取るよりも42%も多くもらえることが出来ます。
そして年金は終身なので、人生を終えるまで金額は変わりません。
だから65歳で月々\100,000を受け取る予定の人は、60歳から繰り上げ受給の場合は、生涯\70,000のままで、一方70歳から繰り下げた場合は、70歳から亡くなるまで月々\142,000を受け取る計算になります。

年金受給の損得勘定

基本の65歳からの受給開始を前後5年で見た場合、60歳と70歳ではその金額は2倍も違うことになります。
これは大きいですね。
そこで損得勘定で考えた場合、まず60歳から繰り上げ受給を開始した場合と65歳で開始した場合は、受給総額で逆転するのは77歳からです。
一方、70歳まで繰り下げた場合、65歳から受給を開始した場合と比べ総額が逆転するのは82歳からです。
つまり、健康に不安を抱え、長生き出来ないと考えれば繰り上げ受給を検討すればいいし、70歳まで普通に生活できるようなら繰り下げ受給を検討すれば良いということになります。

損得勘定は誰にもわからない

しかし、ここで根本的なことを考えると人生の最後をいつにするか自分で決めるわけには行かないのです。病気がちな人が意外と長生きする場合もありますし、元気だった人がコロッという場合もあります。
つまり自分の働き方と合わせて考えるのがベストと思います。
だから僕は、まだ元気な内の60代はしっかり働いて、70歳から年金受給を初めて働き方をスローダウンするのがいいかな、と現時点で考えていました。
しかし、先日読んだ週刊誌には早くもらう方が絶対得と主張していました。
それは、60代の方が圧倒的に70代よりもお金が必要だからという論理です。

最後に

結局、僕の結論は、年金の受給開始年齢は、状況を見ながらという結論です。
再雇用契約もあと3ヵ月ほどで終了して、自営を始めます。
自営は上手くいかないかもしれません。65歳までなら失業保険も請求できます。
また、加給年金という制度もあります。これは公的年金受給者に妻がいる場合、妻が65歳まで支給される年金の扶養手当のようなものです。
例えば、僕が退職と同時の62歳から年金の受給を開始すれば、妻は僕より7歳年下なので10年間は加給年金を受給できます。
詳しくは、退職前に年金事務所に行って相談してみるのが一番だと思っています。

この記事のライター

こめまる

1957年9月、富山県生まれ、'82年早稲田大学を卒業後、都内の企業に入社。
2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。
現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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