
娘と二人でハワイ旅行に行ってきました。さて現地で使うお金はどうやって持っていこうか。今までは、だいたいお小遣いを決めて空港で両替をしていました。足りなくなれば、クレジットカードを使うというパターン。普段の生活は現金派から銀行のデビットカードに。スマホ決済も利用しはじめ、キャッシュレス生活です。ATMに行く回数は格段に減り、管理は銀行アプリで一目瞭然。ほぼリアルタイムに使用金額が確認できるので万が一の不正利用にも早急に対応ができて安心なのです。ということでハワイ旅行での支払いをデビットカード1枚で過ごしてみました。
もし現金が必要になったら現地のATMでも引き出すことが出来るので、最低限の1万円だけを両替して出発しました。前回の旅から2年しかたっていないのに、出入国審査は自動化されています。モニターパネルに従って手続きをしますが、ディスプレイにパスポートをかざしてと指示されたので、モニターに押し当てると、横にいた娘に「画面の押し当ててどうするの?」「こっちだよ。」スキャナーを指さされる始末。AIが進みどんどん自動化されているのに自分で何をどうすればいいのか迷ってしまい、とっさの順応力に乏しい。おばさんあるあるなのか、私だけがそうなのか。このぶんじぁ、やっぱキャッシュレスにしないほうがよかったかもと思いました。
空港についてアウトレットモールに直行。動きやすいようにサンダルを購入しました。ここで海外初のデビットカードを使用。これまでは店員さんに預ければ良かったものの、カードリーダーに自分で差し込むと、小さなモニターの指示に従ってパネルをタッチして処理をします。店員さんからは商品を入れる袋が必要かどうかだけ質問されます。うっかりYESと答えると15セント徴収されてしまいます。レジ袋でもブランドの紙袋でも同一金額です。なんだか府に落ちませんが、エコバックは必需品だと分かりました。
なんどか支払いを繰り返すことで、キャッシュレス払いに慣れてはいきました。アプリで日本円での引き落とし金額を確認。仕組みはVISAの場合だと、定める為替レートに金融機関毎に決められた手数料が上乗せされます。私が使う銀行は2.5%でした。10万円で2500円ということ。ハワイはひったくりが横行しています。むやみに人前で現金を取り出し、数えたりするのはリスクもあります。現地住民や外国人はキャッシュレスが普通。現金主義の日本人が狙われるのは現金を持ち歩くからだと思いました。手数料で危険回避が出来るのならお安いものです。
リアルタイムでいつ、どこで、いくら使ってアプリに表示されて合計も分かり、使い過ぎ防止に役立ちます。利用時の為替レートで引き落としがされます。しかし、利用店舗からの売り上げデーターが届くタイミングとの間で為替変動がある場合は差額が入金されたり不足を引き落としされるという処理が後で行われます。なぜ、誤差のような金額が後から引かれるのか不思議で調べてみて納得しました。為替の影響はで少し損をした気分になることは残念ですね。
ホテルのコインランドリーまでがキャッシュレス対応でした。ドラム式洗濯機にパネルとスキャンが備えつけられていました。カードを差し込む方向に手間取り上手くいきませんでした。何度か失敗して諦め娘のカードを利用すると、2回目で成功。娘の利用明細には2回分の引き落としが表示されました。私も何度か試しているので不安になり、日本のカスタマーに電話して万が一引き落としがされた場合の手続き方法を教えていただきました。幸い私のカードは未処理のままで、引き落としされず。娘のカードには翌日1回分が返金処理されていました。トラブルがあっても日本のカスタマーがしっかりしているので安心だということがよくわかりました。
たった2年ですごくAIが進みましたね。以前は現金とパスポートさえあればなんとかなる、と考えていましたが、今はスマホとパスポートは絶対。そのあとにカードですね。今回クレカを2枚もっていきましたが、デビッドカード1枚で十分でした。そのうちスマホひとつで旅が出来るようになるのではないでしょうか。