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2015年8月25日更新

オーナーが絶対入っておきたい「施設賠償責任保険」

投資用物件を購入したらまず加入する保険といえば火災保険と地震保険だろう。加えてもうひとつ、加入したいのが「施設賠償責任保険」だ。

「施設賠償責任保険」とは

「施設賠償責任保険」とは、建物の欠陥や施設の不備によって他人にケガを負わせてしまったり(対人事故)、他人の物を壊したりしてしまったり(対物事故)した場合の賠償金を補償してくれる保険だ。
保険金が下りるのは第三者に対する法律的な損害賠償責任が生じた場合に限られており、ここが火災保険や地震保険とは決定的に異なる。
「施設賠償責任保険」と混同されることが多い保険に「個人賠償責任保険」があるが、「個人賠償責任保険」が、自分や家族が他人にケガを負わせてしまったり、他人の物を壊してしまったりといった損害を与えてしまった場合を対象としているのに対し、「施設賠償責任保険」は、所有物件そのものがこれらに損害を与えてしまった場合が対象となる。
代表的なケースとして挙げられるのが、所有物件の看板や外壁のタイル、ガラス等が落下して、通行人に怪我をさせてしまったり、通行中の車に損害を与えてしまったりした場合だ。また、通行人や車以外に、入居者や入居者の所有物も対象となる。
したがって、室内に釘などの突起物が出ていたために入居者にケガを負わせてしまった、給排水設備が水漏れを起こして家財を壊してしまったといった場合にも賠償金が補償される。
誤解されやすいポイントなので、水漏れを例にとって再度整理しておくと、入居者自身の不注意などによって水漏れを起こし、階下の人や物に損害を与えた場合には、入居者自身が加入している「個人賠償責任保険」で賠償してもらうことになる。
しかし、入居者に過失がなく、施設そのものの不備によって水漏れが起こり、損害を与えた場合には、オーナーである私たちが加入している「施設賠償責任保険」によって賠償をするということだ。ただし、補償されるのは法律的な損害賠償責任が生じた場合に対してのみ、ということになるので、水漏れの原因調査や配管の修理費用などは対象外だ。

「施設賠償責任保険」の魅力

「施設賠償責任保険」の魅力は、なんといっても補償額が大きい割に保険料が安いということだ。補償内容にもよるが、最大補償額を1億円に設定しても、保険料は1年あたり1,000円〜数千円というのが一般的だ。
手元資金ではカバーできないアクシデントこそ、不動産の最大のリスクといえるので、そういった意味でも、「施設賠償責任保険」の果たす役割は大きいといえるだろう。
とはいっても、実際にはこうした出番がないに越したことはない。まずは定期的に所有物件の保守点検を行うことが大前提だ。そのうえで、こうした保険に加入することで「万が一」のリスクに備えておきたい。
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この記事のライター

マネラボ編集部

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