理想は手取りの何パーセント?アラサー女性の家賃相場を調査!

2018年4月25日

価値観によって幅広くバラつく家賃

家計簿の数ある費目の中でも、もっとも大きな割合を占めるのが「家賃」。そこで今回は、その「家賃」にスポットを当ててみます。
25~34歳の女性336名にアンケート調査を行ったところ、家賃の中でもっとも大きい割合を占めたのが4万円未満で、全体の38.7%。実家暮らしの場合もここに含まれますから、だいたい25~34歳の3人に1人ぐらいは実家暮らし、という仮定が成り立ちそうです。
そして、4万円以上になると、4〜6万円未満が20.2%、6〜8万円未満が17.9%、8〜10万円未満が12.8%、10万円以上が10.4%と、家賃が高くなるにつれ、割合が少しずつ減っているものの、広くばらけるという結果に。

風呂・トイレなしのボロアパートから高級タワーマンションまで、住まいの選択肢はいろいろ。だからこそ、「家賃にいくらかけるのか」には、その人の価値観がかなり色濃く出ます。
「寝る場所さえあればいい」という人もいれば、「ほかの費用をめいっぱい節約してでも、住まいにはお金をかけたい」という人も。まさにそんな価値観のバラツキが現れたアンケート結果といえそうですね。
「お金の教養無料体験学習会」
※WEB視聴可能、当日までキャンセルOK!

収入のいくらまでなら家賃に使ってOK?

このように、それぞれの価値観によってもバラツキが出そうな家賃ですが、実際のところ、いくらまでなら家賃に使ってもOKなのでしょうか。
理想は、手取り収入の25%まで。手取り収入が20万円なら5万円まで、25万円なら6万2,500円までということになります。
とはいえ、地方であればこの金額内で探せそうですが、首都圏ではなかなか気にいる物件に出会えなさそうなのも事実。特に、女性の一人暮らしなら、セキュリティなどもしっかりしたところに住みたいですよね。
そうした場合にはやむなく金額が上がることになりますが、それでも手取り収入の30%以内には収めたいところ。手取り収入が20万円なら6万円まで、25万円なら7万5,000円まで。これを超えると、それ以外の生活費が足りなくなかったり、貯金に手がまわらなかったりといろんな弊害が出てきやすくなります。
家計のなかでもっとも大きな固定費であるからこそ、家賃はぐっとこらえて低めに設定するのが大きなポイントです。

シェアハウスを活用するのも◎

「一人暮らしはしたいけれど、家賃が高いのは困る……」
「できるだけ家賃を抑えながら、快適なお部屋で暮らしたい!」
そんな女性たちの間でここ数年、人気急上昇中なのがシェアハウスです。
シェアハウスとは、自分のお部屋を持ちながらもリビングやキッチン、お手洗い、バスルームなどを共有するスタイルの賃貸住宅です。一人暮らし用のアパートやマンションと比べると家賃がリーズナブルなのが大きな魅力。加えて、電子レンジや冷蔵庫、洗濯機などの家電もあらかじめ設置してあるので、初期コストが抑えられるのも人気の理由です。
そして何より、共有のリビングやキッチンでの交流がシェアハウスの醍醐味!年齢やお仕事の枠を超えて、同じ屋根の下で交流しながら暮らせば、世界もぐんと広がりそうですね。
限られた予算のなかでも、自分らしい暮らし方にこだわって、賢く家賃とお付き合いしていきましょう。

この記事のライター

マネラボ編集部

節約から投資まで、お金に関するさまざまなテーマのコラムを、わかりやすく・楽しく発信することに日々奔走中。誰もがお金と正しく付き合うための教養を身につけ、豊かな人生を送るためのヒントを提供しています。

About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

お金の教養をもっと知るには?

お金の教養スクール体験セミナー

学べる3つのこと

家計から保険、年金、税金まで「学校では習わなかった」人生に必要なお金の知識がまるごと学べます。お金に対する考え方や付き合い方が、今日から変わるセミナーです。

受講料 無料
受講期間 申込みから3日間

申込みかんたん30秒!

ファイナンシャルアカデミーは
「お金の教養」を身につけるための
日本最大級の総合マネースクールです。

開講年数No.1|受講生数No.1|受講生満足度98.7%

※調査実施期間:2021年9月21日~2021年10月1日 ■開校年数:開校からの年数及び事業の継続期間 ■累計受講生数:開校から調査時点までの、講座受講申込者の総数。■受講生満足度:2021年上半期の有料講座が対象。当校調べ。■調査範囲:日本国内 ■第三者機関名:株式会社 ESP総研 調べ(2021年10月1日時点)