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2018年8月11日更新

家計と「衣・食・住」を取捨選択 心地よい暮らし方をアップデートする

こだわりの洋服や、凝った雑貨に家具。大好きなものに囲まれて暮らす丁寧な生活は、ポリシーがあって、とても素敵です。
しかし、その年齢が持つ現実的な悩みが、歳を重ねるごとにだんだんと出てくるようです。自分自身の心身のニーズに合わせて家計を見直し、「衣・食・住」の取捨選択をしていくと、自分自身がもっとラクになるようです。
後藤由紀子著『50歳からの暮らしの整え方』 より、心地よい暮らしの見直し方をご紹介します。

自営業者は働く期限を決める

一般的には、手取り収入の8割は生活費、残りの2割を先に貯蓄に回せるのが理想です。それが大変であれば、5000円や1万円でもいいので、先に貯蓄するというクセをつけることが大切です。中略
ライフプランを考え、どういう生活をしたいかで必要なお金が違いますから、それに合わせて貯蓄額を考えていくことが大切です。
<27・33ページより引用>
全国各地からお客様が訪れる人気雑貨店halのオーナーである著者は、庭師の夫と大学生のお子さん、猫と一緒に暮らしています。
本書では、50歳を前に持ち物を見直し、収納や住まいを改善。家計の見直しをかけていく様子が丁寧に綴られています。
前半には、家計についてファイナンシャルプランナーに相談したQ&Aが掲載されていますが、その中には老後の貯蓄について触れられています。
著者は、夫婦ともに自営業として働いているため、当然のことながら退職金がない。老後の生活について漠然と心配を感じるのは、当然のことでしょう。
回答としては、現在、貯蓄は自動的に引き落としになるものであったり、積み立ての定期預金になっている点はとても良いようです。お金を貯められる人の特徴とは、基本的にお給料などが入ってすぐに貯蓄分が引き落とされるように設定されているのだとか。
そして、一般的に手取り収入の8割は生活費、残りの2割が貯蓄というバランスが良いようです。
ファイナンシャルプランナーからのアドバイスとして、働く期限を決めることがあげられています。一般的な会社員の場合、ほとんどの人が60歳で定年。年金をもらえるのが65歳からなので、その間は退職金で補填したり、再就職をはかるものの給料が大きく下がってしまうことが多いのだとか。
そう考えると、自営業は長く働こうと思えば働ける。だからこそ、働く期限を決めて、自分たちが老後をどう暮らしていきたいかを夫婦で話し合っておくことが大事なようです。
一般論として、老後に必要なお金は、夫婦二人で3500万円が目安だといいます。いつまで働くのか、そしてそれまでにいくら貯めるのか。計画的に話し合っておくことが大事であるといえそうです。

身につけるものは「軽さ」にこだわる

若い頃は、洋服の重さについて深く考えたことはありませんでした。よっぽどずっしりと重く感じるものでなければ、購入していたように思います。しかし、歳を重ねるにつれて、だんだん気になってきたのです。中略洋服も、靴も、重いものは疲れてしまうようになってきました。バッグもしかり。何度も書きますが、ものは悪くありません。体力が落ちてきてしまったので仕方ないのです。
<50・54ページより引用>
著者は、「衣・食・住」の取捨選択について、本書の中で触れています。その中の「衣」について、サイズが合っていることは最低限必要なことですが、ベーシックな形や色を選ぶことの大切さをあげています。飽きずに長く着られるうえに、コーディネートするときに迷うことが少なくなるのだとか。
そして、気に入ったものは、色違いで買っておくということ。好きだからと何度も身につけて洗っていると、毛玉ができてしまったり、生地がへたってきてしまうのだとか。それを防ぐためにも、色違いで買っておくことによって一点の使用頻度を下げられ、長持ちするのだといいます。たしかに、少々高価なものを買っても、コストパフォーマンスはトータルでみると良いのかもしれません。
そして、適正価格も重要だと著者はいいます。高いから安いからいいというものではなく、品質とデザイン、そして長く着るものなのか1シーズンだのものなのかを見極めていくことも、大人の買い物として大事なことでしょう。
さらに、著者にとって、ここ数年の新たな基準は「軽さ」なのだといいます。歳とともに、重いコートや靴・バッグは疲れてしまうようになったのだとか。肩がこって、ふくらはぎがパンパンになってしまい、家に着く頃にはヘトヘトになってしまうことも。身につけるものが軽い分だけ、フットワーク良く動ける。だからこそ、軽さにこだわったおしゃれも、歳を重ねてきたら大事なポイントであるといえそうです。
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「衣・食・住」をいつもアップデートする

最近、著者が「衣・食・住」に取り入れたものは、他にもいろいろとあるようです。
たとえば、「食」の観点でいえば発酵食品。体にいいことは前から知っていたものの、納豆やヨーグルト、キムチなどを今まで以上に食べるようになったのだとか。
「住」の観点でいえば家具。ちゃぶ台を使って床に座る生活から、ダイニングテーブルを導入。テーブルと椅子を使う生活は、立ったり座ったりが、とても楽になったのだと著者はいいます。
好きなテイストは変わらなくても、年齢に合わせて、道具をチョイス。
今の自分に合わせてアップデートする暮らし方は、それから先も心地よい人生になりそうです。
タイトル:  50歳からの暮らしの整え方
著者:後藤由紀子
発行:大和書房
定価: 1620円(税込)

この記事のライター

ナカセコ エミコ

(株)FILAGE(フィラージュ)代表。書評家&ブックコーディネーター。元・銀行員であり図書館司書。現在は、女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。【女性限定】「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。https://www.filage.co/

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