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2018年8月30日更新

夫をおいてひとり旅にでよう

友人がひとりでランチを楽しむことはできてもひとり旅となると憧れで終わってしまうといいます。
子供が巣立ち夫婦二人の時間を満喫しようとする夫。旅にちょくちょく誘われるけれど、なんだかんだと理由をつけて先延ばしにしている。

夫と妻のリズムが合わない


「どうして?いいご主人ね」というと友人の顔がわずかに曇り苦笑いでかえされる。その理由はお互いのリズムが合わないというのです。
例えば、夫は目的地についたことで観光をした気分に達するが、妻はその建築物や歴史、景色などをじっくりと堪能したい。その場所を五感で感じたいものです。
私もこの春、梅林を散策していると、梅の知識が豊な男性が一つ一つの花の特徴を説明すると、次の梅へと足早に移動し、後ろから女性が「もっとゆっくり見せて。」とブツブツ独り言のように文句いいつつ男性の後ろを追いかけるように歩くのを見ました。
きっとご夫婦で、ご主人は得意になって説明することだけしか見えてないんだなぁ。と思ったのです。

専業主婦は夫を支える仕事人

「ひとり旅は楽しいよ」というと、「一生懸命働いて稼いでくれたお金を自分だけ旅行していい思いをするのは気が引ける」「経済的に自立していれば、そんな考えにもならないだろうけれども」と友人。
確かに、経済的なものは大きいかもしれませんが、専業主婦だって、外で働く夫を支えてこれまできたのだ。
妻がいなければ、夫は赤ん坊をおんぶして職場に行けただろうか?子供が急に発熱したからと仕事を休めたであろうか?家庭を守ってくれる人がいるから安心して仕事に専念できたのではないだろうか。
仕事で疲れて帰ってからの夕飯の支度は気が滅入る日もあります。家に帰って温かい夕飯が支度されてあったなら、どんなに幸せだろうかと思ったことは何度でもあるのです。
働いていないからと自己評価を低くする必要は全くない。妻にだって夫同様に自由に使えるお金があっていいと思うのです。
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ひとりを経験したいと声に出そう

長い年月、子供の世話を優先的に生きてきて夫のことにあまり目がいくことがなかった女性は多いと思います。恋愛中や新婚当初にもっていた感情はいつしか消え子供に対する母性が生活の中心に。
なんとなく感じる夫との心の距離。「旅行にいっていいかな?」「ひとり旅がしたいの」「ふたりがイヤなわけではなくて、ひとりを経験したいの」と勇気を出して言ってみるのはいかがでしょう。
私は仕事で高齢のご夫婦と接する機会が多いです。病気の妻を献身的に世話するご主人の多いこと。男性は優しさと広い心を持つ人が多いのではないかと思うのです。
案外、妻のお願いなら二つ返事で「いいよ」と言ってくれそうに思うのです。考えてばかりいても自分の思うようにはなりません。
ひとり旅をするために何が必要か。それを行動に移していきましょう。

わがまま勝手こそみんな幸せ


友人のお母さまは60歳そこそこの若さで肝硬変で亡くなられたそうです。旅行が大好きで、まだメールはおろかFAXもない時代に、ふらっと海外へ旅に出てしまう。
それも一度旅に出ると何ケ月も帰ってこない。向こうから連絡あるまでどこでどうしているのか全く分からない。自営業で忙しいお父様はあきれて「ほっておけ」と突き放す。
友人はずいぶん心配し、気をもんだそうです。お母さまも旅から帰るとひどい母親だと反省し涙を流し反省の素振りを見せるのだそうですが、しばらくすると、また「旅に出たい」と言い出すのだそうです。
かなり病状が悪化するまでヨーロッパ各地を回られたそう。
「あんなわがままな母親、自分勝手すぎる」「あんなひどい母親は他にはいない」と友人はぼやくのですが、「大好きな旅を続けられてお母さまは幸せだったね」「好きなように生きている。そんなお母さまの姿を見られて幸せやね」「好きなことできなかった。我慢ばっかりや」と言われたらどう?「悲しいよね」というと、「ほんまやね」「そう考えるといい母親やったと思えるわ」と友人は明るく答えたのでした。
ここまで自由奔放にはできないけれど、わがまま勝手に一泊旅行をするくらい、いいじゃないですか。
あなたが好きなことをしていると自然と笑顔になっています。その笑顔があなたの周りの人を幸せな気分にさせるのですよ。
そして旅先での経験が夫への感謝を芽生えさせるでしょう。「ひとり旅がしたい」そう伝えてみてはいかがでしょう。

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。

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