「あればあるだけ使ってしまう」「なければそれも平気」という性格です。
子供の時からその性格は引き継がれています。お年玉をもらうと新年早々お店が開くのを待って、欲しかったものを迷うことなく購入していました。
3歳年下の妹は、せっかく貰ったお年玉をあっさり使う私を不思議に思っていたそうです。そんな妹はとても貯金上手です。お年玉を使わなかったように「使わなければ貯まる」これが一番だと言います。
なんて羨ましい。貯金したい気持ちはあっても現実的には難しいものです。
預金が増えると使いたくなる
大手企業に勤めていた頃は社内積立や、自社株など、給与天引きで先取り貯金をしていた時には自然に貯まっていきました。
しかし、現在のように自分で貯金管理をするようになると毎月の生活費を余らせて残りを貯金するなどは到底無理でした。
よく、通帳残高を見てニヤリと微笑むのが楽しみという人がいますが私の場合、残高が見えると使いたくなるのです。
自動でお金が貯まる仕組みをつくる
そんな貯金下手でもできるのは、
1.自動でお金が貯まる仕組みをつくること
2.貯金専用口座を設けること
3.貯金は目的別にすること
「生活費が残れば貯金する」のでは絶対に貯まらないので、先取り自動引き落としで貯金をします。
老後の資金として個人年金貯金は人気が高いですよね。節税効果もあるので私の周りも加入者は多いです。
何よりいいのは、貯金している気にならないこと。解約すれば損なので、満期を待つしかない。時間がお金になる感覚が私には合っています。
掛け金をクレジット払いにしてクレカポイントが自動で貯まる仕組みにしています。光熱費や通信費、交通費などで貯めたポイントは年間4、5万円ほどになります。旅行の一部に充てたりランチ代にしています。
90分で学べる、定年後の不安を解消したい方必見!
預金専用口座を別にもつ
私が利用しているネットバンクなら、毎月決まった金額を銀行口座から自動で移動することができます。
毎月一定額を移動。それをそのままにしておくと使いたくなるので、金投資積立にしています。長期に積み立てればいざ何かあるときに役立つかもとお守りみたいなものです。
ネットバンクはPCを開きログインしなければ見ることができません。つい面倒なのでそのままにしてあります。存在を忘れてしまう。それが貯まる秘訣のような気がします。
なにか臨時収入があればネットバンクへ。貯金専用口座があると貯まりやすくなります。
趣味の旅行は専用積立
趣味の一つに旅行があります。旅行のために預金しても貯金下手は安易に使い込んでしまう可能性が大。それで4、5年前に大手旅行会社の旅行積立を始めたのです。
これは大正解。旅行へのハードルが下がり、行きたい場所に躊躇なく旅ができるようになりました。
積立は旅行にしか使えませんが、0.8%から1.75%サービス金利は銀行の預金金利と比べ物にならないほど優秀です。「ハワイ積立」など旅行の目的地が決まっているなら3%の年利がサービスされてかなりお得です。
老後資金や何かある時のために、そして趣味にとそれぞれ目的にあった方法で預金しています。
メインバンク(給与振込み口座)は使うための口座と決めて無理にそこで貯蓄をしないようにすれば、貯金下手はストレスがありません。貯金口座を目的別に分けてあとは放置。
これが私のストレスなく貯まる方法です。