日々のくらしで感じる幸せとお金の関係

2018年11月2日

作家群ようこさんのロングセラー、れんげ荘シリーズのファンです。
主人公のキョウコは有名広告代理店を45歳で早期退職し、都内の古い安アパート「れんげ荘」に引っ越す。貯金を取り崩し毎月10万円でこころ穏やかに暮らしていこうとする。
そこにはささやかだけれど幸せがある。とても心温まる物語が好きなのです。

お金と幸せの関係とは

一般的に高収入だと幸せになれると思われています。しかし、収入が高ければ、それなりに仕事がハードであったり、付き合いが多かったり、ファッションにお金をかけたり、本当に自分が楽しいと思うことに時間が取れないという話を聞いたりします。
主人公のキョウコがバリバリのキャリアウーマンを捨てたのもそんな生活に窮屈さを感じたからです。
お金と幸せの関係とは。もしキョウコのように時間を自由に使い、10万円で暮らしていくとなれば、今ある幸せは遠ざかるのでしょうか?
日々のくらしで幸せと満足感を得られる価値あることはどんなことか5つ選んでリストを作りました。そのための費用も書いてみました。
90分で学べる、定年後の不安を解消したい方必見!

マイ・ハッピー・リスト


1.朝、犬とのお散歩。朝、雨戸をあけて新鮮な空気を浴びたらお散歩に出かけます。道端の雑草に目をやったり、空に浮かぶ雲を眺めたり、犬と草はらをかけっこしたり、同じように散歩をしている人と挨拶を交わして、犬を遊ばせたり。そんな1時間を過ごしています。
とても健康的な幸せを感じます。散歩にお金はかかりませんが、犬の飼育費用は月に2.5万円ほど必要です。
2.テレビを見ないので時間があると本を読んでいます。本から学ぶことは多いですし、小説は想像力を豊かにしてくれ楽しいです。5分時間があればエッセイの好きなページを開き読みます。もはや読書はライフスタイルの一部です。
毎月6、7冊の本を購入していて8千円ほど使っているとわかりました。
3.週末にはよくカフェに行きます。カフェでゆっくりとコーヒーを飲んでいると、だんだんと体が軽くなっていき、嫌なものがはぎ取られていく気分になります。それはきっと自分を取り戻すには必要な場所と時間なのかなと思っています。長い時には3時間居座っています。
週に1千5百円です。
4.お気に入りの花屋さんで買ってきた花を飾る。お花を飾るときは必ずその周りを綺麗にしたくなるから不思議です。部屋がスッキリと片付くと気分までスッキリとして心地よい。清々しい空気に包まれます。
一回3百円~1千円ほど、その時の気分で選んでいます
5.一日の疲れをいやす入浴タイム。夏の暑いときでも、湯船につかる習慣があります。読書をしたり、楽しい空想をしたり、ストレッチをしたり、気ままに過ごせる時間です。時には照明を消して、キャンドルを置いたり、バスボムやバブルバスを使ったりの癒しのひと時は幸せを感じます。
時々の入浴グッズは1回5百円程度です。

幸せにはお金がかからない


改めて書いてみると、普段の自分にとって価値あることはそんなにお金がかかっていないなぁと感じました。
工夫をすれば、もっとお金をかけなくても済むようなことです。それよりも、その時間の方が必要かなと感じました。
実際お金があれば、物質的に豊かさや快適さはとても増すことでしょう。でもそれで幸福感が増すという想像には繋がらないなぁと思います。
キョウコのように、しなければならないことを見直して、生活そのもののシンプルにする。
自分にとって価値あることに、好きなことに時間を使うこと。幸せは、自分の手の届くところ近くにあると思います。

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。

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