
こんにちは、こめまるです。
定年後、再雇用を選択して”しまった!”と思ったことがあります。
それは意外とやる気の維持が難しいことです。やる気というか、意欲というか、モチベーションというか、実は、やる気を維持しながら、仕事をすることがこんなに大変とは思いませんでした。
今日は、定年後のやる気について考えたいと思います。
定年後の再雇用 必ず下がるやる気
やる気というのは困ったものです。
数字では表せないからです。やる気を仕事量と仕事のスピードで測ることが出来るかもしれません。でも定年後に仕事量とスピードは落ちます。
つまり体力やスキルが落ちて、現役時代よりも仕事量やスピードが落ちてもやる気が落ちたわけではありません。
では、やる気度をチェックすることはできます。
僕は、その人の表情だと思います。定年後に再雇用で働いている人を見ていると現役時代に比べて、穏やかになる人、覇気がなくなる人、緩くなる人と色々いますが僕の見てきた人で、現役時代に比べて生き生きしたという人は見たことがありません。
ただ、これは僕が自分の会社や取引先の人という限られた人しか見ていないからかもしれません。
もしかして少ないながらも意欲溢れる人はいるのかもしれません。
定年後の再雇用 やる気が落ちる理由
定年後は、現役時代に比べてやる気が落ちて当然、せいぜい現状維持がいいところです。
理由は簡単で、給料は下がるし、職務に対しての権限が無くなるし、それでやる気を上げろというのがおかしいです。
ただ、唯一、気楽になるのはいいですね。つまり権限がなくなるということは、責任もなくなるので、現役時代は、いろいろな責任がプレッシャーとなっていましたが、それがなくなるので、精神的には楽になります。
精神的には楽になるので、表情は穏やかになり、仕事のやり方もマイペースになります。
でも、これが組織でやる仕事となると、困ったことでもあります。
定年後 やる気を維持して貢献出来ること
定年後の再雇用で、給料が下がったからとか権限がなくなったからといっても、それは個人の問題であり、周りの人は関係ないことです。
再雇用では、やる気が落ちるのは当然で、それを受け入れてやるべき仕事を誠意を持ってやることが大切です。
僕がやる気を維持するためにやっていることは、仕事を指示したり、依頼してきた相手を喜ばすことを考えています。
仕事を依頼してきた相手が、どうしたら喜ぶかを考えながら仕事をすると自ずとやる気も湧いてくるものです。
最後に
年齢を重ねると誰でも体力的にも気力的にも衰えが出てきます。
これは、人間も生き物ですから仕方がないことです。定年後の再雇用では普通、外的要因によりやる気は失われます。
でも、これは周囲にとっても、自分にとってもいいことではありません。
だから、外的要因でやる気が落ちる分、内的要因によって上げればいいのです。
内的要因とは、何か?
それは人を喜ばせたいというサービス精神です。
現役時代は、どんどんやらなければならない仕事を捌くことで精一杯でしたが、定年後は、一つの仕事に時間も使えるので、丁寧にやることが、やる気を継続して行くコツだと思います。
【前回の記事はこちら】
再雇用制度の上手な使い方