1階のクローゼットの折りたたみドアを開け、ため息が漏れる。「パンパンだ。」外出先から帰ってくると、脱いだ上着を持って各自の部屋に置きに行けばいいものを、そのままリビングに置いてしまう。それが嫌で洋服の一時置きにと、リフォーム時にリビングのクローゼットには160㎝のバーを取付けたのです。3人家族のチョイ置きがいつしか定位置になってしまいました。
チョイ置きが定位置になると
それは本当に便利で、ついついいろんな物をひっかけちゃう。この冬、気が付くとパンパンに洋服がかけられたまま爆発寸前になっていました。なんだかとっても息苦しそう。ハンガーを横にスライドさせるのに苦労します。こういう状況だと物に埋もれて目にとまらない物が出てきます。忘れ去られたアイテムを保管し続けることに。まだ衣替えには早いのだけれど、思いきって断捨離をしました。
私の断捨離基準
もともと持ち物は多くはないです。買う時には吟味して買いますし、「新しいものを一つ買ったら、古いものを一つ捨てるように心がけています」けれどちょっと後回しにしたために1シーズンで物が増えてしまいました。大人の服は痛みが少ないので着ようと思えばいくらでも着られますがが、今年はそれじゃない。ということがあります。だから私の断捨離基準はそのアイテムは必要か?ではなくて実際に「使っている」か「いないか」で判断して処分していきます。「そのうち着るかも」と思ってとっておいても大抵着ることもなく、そのままなのです。なので、1年着なければ躊躇なく処分。
定番物は1着置いておく
流行は気にはするけれど、敏感ではありません。なので定番といえるようなスーツやコートは質が良いのでとってあります。スーツもコートも着る機会は減りましたが、まだそれが似合う間はチャンスがあれば着たいと思います。衣替えの時期に一度袖を通してみて鏡の前でポージング。なんか違うなと感じた時が捨て時かな。と思っています。
断捨離開始
思い立ったら吉日と、45ℓのごみ袋を手にクローゼットの前に立ちました。端からどんどんチェックをしていくと、息子のスーツが出てきました。スーツはどれも似たようなものばかりでよく見ないと違いがわかりません。ズボンにテカリが出てるものを躊躇なく処分しました。男性のスーツは上着よりもズボンの消耗が速いです。ズボンが痛んできたら捨て時です。
バックは元を取る
この機会にバッグも見直し。フリーになったのを機に通勤バッグを処分することに。見た目は使えそうですが、どれも2~3年は使っていましたので十分元はとれています。こんどいつ出番がくるかも分からないものは潔く処分。高級バックも使用頻度が上がれば十分元はとれます。勿体がらずにお出かけに使うようにしています。使わなければ、フリマアプリに出品するか、買い取りサービスで現金化。高級バックを眠らせておくほど勿体ないことはないと思います。
大人3人家族のわが家。娘はなんでも直ぐに捨ててしまいますが、息子はなんでも取っておきたい方。「捨てていい?」と聞くと「置いといて」と言われるので「捨てるよ」と宣言して最終処分。息子もいい大人になりました。服を断捨離しながら息子を断捨離できないかと思う母でした。
いまから始める定年後のお金対策