僕の退職後の二刀流生活

2019年8月27日

こんにちは。
こめまるです。
7月末で37年4ヵ月勤めた会社を退職して、現在の僕は個人事業主とアルバイトの生活です。
名付けて僕の退職二刀流生活。
1、新卒で入社した会社に定年までいました。転職経験はありません。
2、退職時に貯金はなく借金だけがありました。退職金でなんとか食いつなぎました。
3、再雇用で2年弱働きました。でもロマンがないので辞めました。
4、退職後は、個人事業主となり食えないのでアルバイトも始めました。
5、生きている限り働き続けようと考えています。それが人に役に立てば最高です。
これは僕のことです。
現在61歳の普通のおじさんです。自由を求めて歩き出しました。

今の生活を暗示させた学生時代

僕は、中学校を卒業後、5年制の国立高専に入学しました。
当時は、なかなかレベルが高い学校で、20歳で卒業する頃には、大学卒業程度を修了出来るカリキュラムでした。
しかし、僕は東京に行きたくて、3年生を修了した時点で親にも相談しないで退学してしまいました。3年生を修了していれば大学受験資格がありました。
ただ、受験用の勉強はしたことがないので、1年間アルバイトしながら受験勉強して、なんとか早稲田大学の社会科学部に入学することが出来ました。当時はまだ入りやすい学部でした。
でもさすがに親が望んで入った国立高専を勝手に止めて大学に行ったことと、元から家にもお金がなかったので、大学生になっても毎日自活のためのアルバイト生活でした。
ようやくアルバイトから解放されたのが、新卒で前の会社に入社してからのことです。

心配ないさ、なんとかなるさ

結局、僕は高専を3年で中退してからの6年間(浪人1年、大学5年)は二刀流生活を送っていましたが、もしかして性にあっていたのかもしれません。
その頃、当面の目標は、サラリーマン時代にはなし得なかった年収1,000万円です。いつも僕がつぶやいていた言葉があります。
「Take it easy! 心配ないさ、なんとかなるさ。」
そして、いつも挫けそうになる僕を支えてくれたのが五木寛之氏の名著「青年は荒野をめざす」の精神でした。それは、当たって砕けろ。

そして現在、生きるも死ぬのも一回限り、だからロマンを追いかけたくなりました。
多分、今年の収入は、300万円ほどでしょう。
来年は今のままなら、年収150万円でしょう。これでは生活できません。
でもなんとかなると思ってしまうのは学生時代の経験のせいでしょうか。
きちんと家計の収支を計算して生活するよりもざくっと収入と収支は押さえておいて、やりたいことに集中する方が性にあっているようです。

アルバイト先にもロマンを感じる会社を

実は、アルバイトもどうせやるならロマンを感じる職場にしたいと思っていました。
僕がアルバイトを始めたところは、誰でも知っている量販店で創業者である現会長が壮大なビジョンを打ち出し、数年前に国内500店舗出店と数千億円の売上を達成し、現在1,000店舗出店を目指している企業です。
僕はこんな話が大好きでわくわくしてしまいます。
ここで週4日、1日5時間程度働いています。
そしてそれ以外の時間は、極力個人事業主としてインターネット広告業、つまりアフィリエイトをしています。まだまだ月1万円、2万円程度ですが、これを月10万円、30万円、50万円、100万円に増やしたいと考えています。

必ずいる出来るわけがないという人

僕は何でもやってみなきゃわからない、という考えです。
電車内で見たある雑誌の中吊り記事で、詳しい内容まではわかりませんが、日本の経済が停滞して、他の国から後れを取っている理由に、データーを重視しすぎて新しいことに取り組めなくなったからというようなことが書いてありました。
とても実感させられる指摘で、僕が前の会社を辞めたのもロマンが感じられなくなったからです。
また、僕が起業して自営の道を歩むと言ったら、そんなこと出来ないよ、という人も必ずいます。
そんな人と言い争っても仕方ないので、苦笑しながら「やってみなきゃわからないでしょ。」と答えています。

最後に

サントリーの創業者鳥井信治郎氏「やってみなはれ。やらなわかりゃしまへんで。」
パナソニックの創業者松下幸之助氏「とにかく、考えてみることである。工夫してみることである。そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい。」
ホンダの創業者本田宗一郎氏「失敗が人間を成長させると、私は考えている。失敗のない人なんて、本当に気の毒に思う。」
そして最後に、僕がいま一番敬愛している大江英樹氏「月5万円でも人の役に立って楽しく働ければいいじゃないか。」 これで気が楽になりました。
僕は、このような人たちの足元にも及びませんが、志を高く持つことは誰にも迷惑かけないし、年齢も関係ありません。
こんな感じで僕の退職二刀流生活が始まりました。

この記事のライター

こめまる

1957年9月、富山県生まれ、'82年早稲田大学を卒業後、都内の企業に入社。
2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。
現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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