先日、豪雨や雷雨に見舞われたのですが、
その時ふと思いました。
「雷に打たれる確率ってどれくらいだろう……?」
調べてみたところ、WIREDというニュースサイトに
こんな記事がありました。
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米国海洋大気庁(NOAA)の落雷情報サイトによると、
落雷で死亡する確率は、隕石よりも低いそうだ
~中略~
任意の1年で雷に打たれる確率は
775,000分の1から100万分の1。
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隕石よりも低い確率なわけですから
心配してもしょうがないってことですよね。
日常の交通事故を心配したほうがよさそうです。
ところで、雷の被害で心配なのは、
自分自身ではなく、自宅周辺に落ちたとき。
よく知られているのは、落雷の影響で、
コンセントにつないであるパソコンや家電が
壊れてしまうという事故です。
特に怖いのは、落ちたときに、
周辺一帯に大きな電圧・電流を発生させる「誘導雷」。
誘導雷は、電線や電話回線を通じて
広範囲に伝わるため、数キロ先の
家電やパソコンを壊すこともあるとか。
対策としては、
・雷が鳴ったらコンセントを抜く
・雷ガードタップを設置する
・火災保険に入る
などが考えられます。
そうなんです。
雷災害は火災保険の補償の対象なんですよね。
某保険会社の保険金支払いランキングの1位は
火災ではなく落雷だそうですから
その被害がいかに大きいかがわかります。
ここで気をつけたいのは、火災保険の契約内容です。
賃貸住宅の人は基本的に、家財が対象になっているので
問題ありません。
持ち家の場合、建物だけが火災保険の対象になっている
ケースもあり、その場合、
落雷による家財の被害は補償されないのです。
雷で家電やパソコンが全部パーになってしまったら
けっこうな損害額になります。
心配な方は、一度、保険証券を見直しておくといいですね。