「学歴」と『額歴』、身に付けたいのはどっち?

2016年12月7日更新

お金の価値観は時代とともに変わるもの

ついに12月突入しましたね!
クリスマスはさることながら、年末の大掃除にも意識が高まります。
みなさんは不要になった服や家電がたくさん出てきたら、どうしますか?
「もったいないな…。リサイクルショップかオークションで売ろうかな?少しでもお金にならないかなぁ。」
と考えるのではないでしょうか。
こうした「不要になったものでも、出来る限りお金にしたい!」という心理や行動についてファイナンシャルアカデミーで調査を行った結果、社会人の考えるお金に対する新たな価値観が明らかとなりました。
■『「お金の使い方や価値観」についての意識調査』
ファイナンシャルアカデミーは2002年6月の開講以来、「お金の教養講座」を受講いただいている生徒数も年々増加傾向にあります。
中でも2008年のリーマンショック以降、大手企業への就職イコール生涯安定という考え方ではなく、自分自身でお金を管理していくという価値観が定着し、現在では延べ40万人の方が受講しています。
このように、自分自身のお金の使い方やお金の管理に関する意識が高まってきていることを背景にファイナンシャルアカデミーは現在の社会が【新額歴社会】になりつつあると考え、今回の調査を実施いたしました。

「新額歴」とは自分の収入の管理をきちんと行っていること

収入に対する投資・貯蓄に対しての意識の有無を基準に考えるファイナンシャルアカデミーが提唱する新たな価値観です。
今回実施した調査でも、今後【新額歴】は「大切になると思う」と答えた⼈は全体の83.6%で、新たな価値観はすでに浸透していることがわかります。
現在の日本では⼀般的に親が子ども1人に対して掛ける教育費は最低でも約1,000万円と言われていますが、今回の調査で将来、高い「学歴」よりも、自分の収入・支出を管理して将来に備える「新額歴」のほうが大切だと答えた人は全体の88.6%で、約9割の人が学校教育や塾などでは、ほとんど学ぶことのなかった「新額歴」が今後重要になると考えていることが分かりました。
また1980年代のバブル景気全盛期、女性が結婚相手の条件に求めた条件は高学歴、高身長、高収入の「3高」という言葉が流行し、「高学歴」は女性が結婚相手に求める重要な条件でした。
しかしながら、今回「高学歴」と「高額歴」のどちらの相手と結婚したいかという質問には、79.5%の女性が「高額歴」と回答し、「高額歴」の⼈と結婚したいという結果になり、新たな価値観が結婚という観点でも生まれてきています。
「学歴が高い」「背が高い」「年収が高い」ーーそんな「三高」の時代が終焉を迎えたことを、今回の調査結果は物語っています。
新たに到来している『新額歴社会』では、これまでの「三高」に替わる新「三高」として、
「経験力」「貯蓄力」「投資力」が求められてくることでしょう。
1「経験力」…外見を磨くことより経験にお金を使い、内面を磨ける力
2「貯蓄力」…年収が低くても、将来に向けて賢くお金を貯蓄できる力
3「投資力」…過去の学歴に囚われず未来の成長のためにお金を使える力

これらの新「三高」を意識することで「新額歴」が高まり、来るべき『新額歴社会』をサバイブすることができるとファイナンシャルアカデミーは考えます。
【調査概要】
サンプル数:20代、30代、50代、60代の男女各250人合計1000人
調査対象者:東京都
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2016年9月
調査内容:各世代の男女それぞれに「お金の使い方に関する」単一回答ならびに複数回答にて調査を行い分析
■今後「学歴」より「新額歴」が必要になると思いますか(n=1000)
gakureki2
■「高額歴」と「高学歴」どちらの相手と結婚したいと思いますか(n=1000)
gakureki1

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※調査実施期間:2021年9月21日~2021年10月1日 ■開校年数:開校からの年数及び事業の継続期間 ■累計受講生数:開校から調査時点までの、講座受講申込者の総数。■受講生満足度:2021年上半期の有料講座が対象。当校調べ。■調査範囲:日本国内 ■第三者機関名:株式会社 ESP総研 調べ(2021年10月1日時点)


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