こんにちは！平成生まれのお金の専門家、横川楓です。
アイドル、アニメ、演劇……。趣味をめいっぱい楽しむには、どうしてもお金がかかります。もちろん収入には限りがあるし、好きなだけお金が使えるわけではありませんが、「推し」に対するお金は惜しみたくない！という方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、借金をしたり、自分の生活をカツカツにしてまでお金を使ってしまうのは、当然NGです。
そんな「推し」がいるみなさんへ、「推し」に貢ぐための貯金術と心構えをお話していきます。

お金がないと我慢が必要

ヲタ活にはお金がつきもの。「貯金」というと、趣味に使うお金は切り詰めて、質素な暮らしをしなければいけないというイメージがありますが、「推し」への出費を削るのって難しいですよね。
「推し」のための必要なお金が数百円や数千円単位ならいいのですが、その程度で済むことの方が実際は少ないのではないでしょうか。ヲタ活の資金は惜しみたくないという人がほとんどですよね。
でも、自分自身の生活や将来のためのお金をまるっきり無視してはいけません。とはいえ、お金を使いすぎて常にお金がなくて、買いたいのに買えない、行きたいのに行けない、を繰り返していると精神的にもよくありませんし、生活のためのお金もしっかり貯めていかないといけないのです。

大体の年間ヲタ活スケジュールを立てる

コンサートや舞台、アニメの放映は、スケジュールや販売されるグッズの情報が少し前から発表されていますよね。直近のものが発表されていなくても、チケット代やグッズ代などは、過去のものやほかの似たようなものから大体の相場はわかるはずです。
よく将来どのくらいお金が必要なのかライフプランをたてましょうという話になりますが、「推しごと」がある場合も年間のヲタ活ライフプランを立てるのが大事です。紙に大体のスケジュール感と必要な資金を書き出してみましょう。突発的な出費や、コンサートや舞台での遠征、聖地巡礼がある場合もあるでしょうから、少し多めに見積もっておいてもいいかもしれません。

ヲタ活資金＝なかったものとしてやりくり

ヲタ活資金の効率的な貯め方としては、立てたヲタ活ライフプランに沿って計算した必要な資金を達成するには毎月どのくらい貯める必要があるのかを計算して、毎月お給料が支給されたら、ヲタ活に必要な資金を現金でおろしてすぐに封筒にいれて保管しておくか、ヲタ活用の銀行口座を作ってそこに移動させるという方法です。
自分のお給料はヲタ活代を引かれた金額なんだ！と思いこんで、そもそもなかったものとすることで、残ったお金で生活のやりくりを考えることができるので、ヲタ活資金が生活費を圧迫することを防ぐことができます。
「お金の教養無料体験学習会」

グッズは整理整頓して放出

「推し」のグッズは何がなんでも集めたいもの。グッズといえどいろいろあって、DVDだったり、キーホルダーだったり、洋服だったり、全部ゲットしていたら、物が増えるばかりです。お金が貯まらない人の特徴として、部屋が汚いという共通点があります。綺麗に飾ったりできていればいいのですが、ごちゃっとしている人は要注意。
実はそのごちゃごちゃして普段見ない中に、自分の「推し」じゃないグッズがまじっていたりしませんか？
グッズは需要と供給があるため、買い手が見つかりやすいのです。いらないヲタ活グッズは旬が過ぎるまでにフリマサイトなどで放出して、そこで得たお金を「推し」のための資金に回しましょう。
「推し」がいる人にとって、何よりも「推し」が大事。しかし、お金がなくて自分の暮らしが成り立たなくなってしまっては、「推しごと」もできなくなってしまいます。
自分の生活の豊かさを保ちつつ、きちんと推しへ貢げるように、しっかりとお金を貯めていってくださいね！