50代からビジネススキルを磨く-70歳まで稼ぐ力を身につけよう

2018年4月2日更新

シナプス海老原です。
皆さんは、定年(企業次第ですが、とりあえず60歳としましょう)後も、働きますか?それとも引退しますか?私の場合、人生100年時代、最低70歳までは働きたいと思っています。
10年~20年ほど前まで、多くの人が目指していた人生設計は、こんな感じでしょう。
「同じ企業に一生勤め、60歳の定年まで働く。退職後は、退職金と年金で悠々自適の生活をおくる」人生100年時代、定番の理想の人生設計は崩れつつあります。「50歳で早期退職を勧められる」といったことが、これまで安泰とされていた大企業でも現実に起きています。
これまでの定番の人生設計が崩れた時代。「70歳まで現役で稼ぐこと」を目標としてはいかがでしょう?70歳まで稼ぐことは、金銭面・健康面で一石二鳥の選択肢だと思います。そのため、あなたのビジネススキルを棚卸し、必要なスキルを磨き直し、70歳まで稼ぐ力を身につけませんか?

あなたは逃げ切れる?退職金と年金だけで悠々自適の生活をおくれるか?


大企業に入社し、すでに無事に60歳定年を迎えた方は「逃げ切った世代」といえるでしょう。50代を迎えたあたなは、無事逃げ切れそうでしょうか?
今や、これまで安泰と思われていた一部上場の大企業でも、定年前に早期退職を薦められる、いわゆる「リストラ」は当たり前となっています。
再雇用制度がある会社も多いですが、これまでの半分の年収になることなどは、ざらです。さらに、まだ「業績が落ち始め」くらいの会社であれば、しっかりとした退職金がでますが、赤字体質の会社であれば、退職金カットも当たり前になってきました。
古き良き日本経営、古き良きサラリーマン像は崩れつつあります。

70歳まで稼ぐことは、一石二鳥


逃げ切れなかった50代の方は、「もう少し早く生まれていれば」と後悔するのではなく、ポジティブにとらえ、一石二鳥で「70歳まで現役で稼ぐこと」を目標としませんか。
まず、金銭面。70歳まで稼ぐことができれば、当然給与収入が増えます。さすがに、年収が減る方が多いでしょうが、年収ゼロとは大きな違いです。
金銭面でもう一つ、直接の給与以外に見逃せないのが「年金でもらえる金額が増えること」です。当たり前ですが、給与収入から納める金額が増えれば受け取る年金は増えます。加えて、政府は「公的年金の受給開始時期を70歳超を選択できる」方針を発表しました。
高齢社会対策大綱(平成30年2月16日閣議決定)
年金をもらい始めるのは早いほうが良い気もしますが、受給開始時期を遅らせた分毎月の受給額が増えるのがポイントです。
もう一つは、健康面です。現役で稼ぎ続けることで、特に男性において心身ともに健康でいられる。健康寿命が長くなります。医療技術の進歩などで、長寿化が進んでいます。しかし、これまで仕事一筋だったサラリーマンの方などは、引退すると急に元気をなくしてしまう方が多いのです。
昨年亡くなった私の父は、40代から自営業に転身し仕事一筋といっていい生活を送っていました。ガンになったのですが、それでも仕事は辞めませんでした。家族は心配しましたが、体調の続く限り仕事に打ち込みます。そして、仕事ができなくなると、一気に老け込んでしまいました。仕事に打ち込むことで、感謝されることで自分の存在意義を感じることができます。そして、生きがいを感じ、心身とも元気でいられるし、そもそも元気でいようと努力するのです。

あなたは、70歳まで働けるビジネススキルを持っていますか?


70歳まで稼ぐことで、金銭面・健康面で、一石二鳥を実現しようというのが私の提案です。
しかし、70歳まで現役で稼ぐには、あなたの仕事で価値がだせるビジネススキルが不可欠です。警備員などの低賃金・単純労働の仕事をする方法もあるでしょう。しかし、やはり仕事で、あなたなりの価値を出し感謝されることで、より大きな生きがいも、給与も得られるでしょう。
そのためには、まず、これまで20年、30年と培った自分のビジネススキルを棚卸して、売れそうなスキル・経験を特定します。そして、そのスキル・経験に改めて磨きをかける必要があるでしょう。
人生100年時代。金銭的余裕と心身の健康を手に入れるため、50代からビジネススキルを磨いて売れるスキルとし、70歳まで稼ぐ力を身につけませんか。

この記事のライター

海老原 一司

株式会社シナプス チーフコンサルタント・企業研修講師
1974年生まれ。早稲田大学理工学部修士課程を経て1999年日本テレコム株式会社入社。
その後複数の事業会社にて、新規事業開発プロダクトマネジャーとして10年超の経験。サービスを3年間で売上100倍にした実績を持つ。2014年シナプス入社。BtoBマーケティングスペシャリストとして、大手上場企業中心に法人営業部門、マーケティング部門などを指導。お客様と二人三脚で人材育成プログラムを設計する。
『立教大学経営学部講師』ロジカルシンキング実践講座担当。「立教で一番楽しい授業」と評判。日常で使える、「わかりやすくて、温かい論理思考」の普及を目指す。
『グロービス経営大学院(MBA)』
【シナプス公式サイト】海老原メイン執筆のビジネスナレッジコラム
https://cyber-synapse.com/business-knowledge/

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