50代で変える・始める友人との関係性

2018年4月3日更新

50代になって、子供の巣立ちなどで、「なんだかさみしい・・・」「これからどうすればいいのか?」ちょうど更年期の症状も現れるころ、淋しさや、今後の生き方への不安、心身の変調が現れやすい時期です。そういう時に友人存在は大きいもの。それは友人に依存するのではなく、いい関係を築いていきたいものです。

ママ友からの卒業

私は3人の子供がいますが、子育て中たくさん交友関係ができました。ランチやお買いもの、時にはレジャーにと華やかなママ友ライフでした。そして、悩みごとの相談にのるなど、密接な関係でした。が、歳を重ねライフスタイルの変化に伴い価値観が変わることも。ちょっと会話が合わなくなってきたなと感じたりしました。

私のなかで、ママである自分よりも「私」が強く芽生えたのでしょうか。だんだんと疎遠になっていきました。でも、それは人間関係が変わっていくタイミングかなと思い自然の流れに任せることにしました。

幼馴染との復活

幼い頃のほんの数年、学校や放課後に共に過ごした幼馴染とは、お互い結婚し、子育ての忙しかった時には、年賀状くらいでほとんど交流がありませんでした。それが耳鼻科の待合室でばったりと遭遇。その前に会ったのはいつかも思い出せないほど。その年月が一瞬にして埋まってしまうほど、幼き頃の二人にタイムスリップしたかのように分かりあえたのです。

それからは、時間があるときランチをしたりする間柄に。誰にも話せなかった夫とのトラブルの事も、彼女にはすんなりと話すことが出来たのは、やはり飾らない子供の頃をお互いに知っているからかもしれません。こうした関係は人生でそう何人もできるものではありません。

新しく出会う友人

自立してみて、「おひとり様」の居心地のよさに気づき、お付き合いするなら、気持ち良く時間を過ごせる人と決めています。少ないけれど新しく友人もできました。今はSNS時代。私が発信するブログに共感していただき、コメントで交流していくうちにお会いする事に。さすがに幼馴染との再会の時のように一瞬にして打ち解けることはないですが、ママでもない、仕事がらみでもない「個」の関係。「類は友を呼ぶ」といいますから少しの時を要せば、すぐに心が通いあうものでした。時間があるときに会って、お互いのいいところを認め合い、高めあっていけたらいい関係が続くのではと思っています。

出会いを作るのには

ではどのようにして出会うのでしょうか。それは、自分で一歩踏み出さなければなりません。だれにでも好きなことがあるはずです。なければ子供の頃にしてみたかったこと。なにかそういうことを始めてみてはいかがでしょう。好きな事をしているとワクワクして心が弾みます。そういう時には不安な気持ちはなくなるものです。すると、そこで出会う人とすんなりと打ち解けられると思います。

私が始めたこと

私はお酒が好きで、といっても今はめっきり弱くなり、たくさん飲めなくなりました。それが最近、日本酒のおいしさに目覚めてしまって、おもいきって「日本酒を嗜む会」を立ち上げました。若い頃には日本酒が美味しいなどこれっぽっちも感じませんでしたが、たくさん飲めなくなった代わりに美味しくのめるようになったのです。同じように日本酒好きの仲間と「大人の時間」を過ごせたら、共に知識を高めていけたら、そしてなにか形を創れたら楽しいではないですか。それに共感してくださる方々はいつか仲間となり友となると思うのです。 

50代で変える・始める友人との関係性、あなたはどのように考えますか。

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なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人のなさぬなりけり

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。

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