収益曲線を使ってトレードで勝てない原因を分析してみよう

2019年6月26日更新

トレードで利益が増えないとき

1カ月頑張ってトレードしたのに、口座残が増えない。と愚痴をいう子がいます。
負けてないけど勝ってもいない。
こういう状況が続くと、確かに疲れますよね。
逆に、コツコツ順調に増やしていったのに、一回のどっかーん負けて振り出しに戻る。
この繰り返しも疲れます。
このように、増えない。と一言で言っても、
どういった状態で増えないのか。で対策も変わってきますよね。

収益曲線のパターンをチェックしよう

資金の増減について考えてみましょうか。収益曲線にするといくつかパターンがあるかと思います。横の赤いラインが初期資金と考えてください。

1.バランス良く勝ったり負けたりするパターン


相場に関係なく、安定して勝てないパターン。時間かけてコツコツデイトレードをやっても残高が増えない。なんだかあまり儲からないなと諦めてしまうか、損切が馬鹿らしくなって損切しないトレードにシフトしまう時期。

2.勝っては振り出し勝っては振り出しパターン


愚痴っていた子はこのパターンです。ドローダウンも小さい。というか、ほとんど元金は減ってない。でも、ちょっと増えると、負け、ちょっと増えると負けを繰り返す。
こちらもストレスは溜まります。でも、勝てるようになるまであともう一スパイス。続けていれば徐々に安定して資金が増えていく可能性大。

3.微益から這い上がれないパターン

2と同様、元金は減らないまでも、なかなか増えなくて悩むパターンでしょう。
ビビりながらトレードする人に多い。リスク管理はできているので、次に必要なのは大胆さか。

4.損小利大。でも増えないパターン

今までと違い、ジリ負けしていって、いい相場が来たときにガツンと取れる。
損小利大トレードをしている人に多い。相場依存型だけど、取れるときにしっかり取れれば長い目で見ると、増えていくパターン。

5.コツコツジリジリパターン


コツコツ勝ち、コツコツじり貧状態になっていくパターン。負けた時の角度がこれくらいならまだなんとか巻き返せるし、バランスは特に問題なさそう。ただ、2回目の谷の時に、なんとかしのいで、一回目の谷のラインで抑えないと、資金は目減りしていく。3回目の谷の前に、一旦作戦を練り直せば、せっかくの利益を全部吐き出さなくてもよかったのではないかなと。

6.コツコツちょいどっかん負けパターン


増えるスピードよりも減るスピードのほうがやや早いパターン。
この形の時はなかなか増えにくい。リスクリワードのバランスを見直す必要がある。

7.コツコツどっかんパターン


典型的なコツコツドカーンタイプ。
損大利小でリスクリワードのバランスが完全に悪い。これでも、山の角度がもっと高くて、どっかーんの谷のときになんとか元本割れをしのげれば勝てるようになる。
いかがですか?

一度立ち止まって見直すことも大事

みなさんもこうやって自分の収益曲線を分析したことあります?これをみながら分析するだけでも全然違います。
谷部分、つまり、負けているときに、どうやって損を抑えて、谷を浅くするか。
元本ぎりぎりで損を抑えるには、これからのトレードをどうしたらいいのか。
こういった戦略も練ることができますよね。
ただ日々のトレードをこなすだけじゃなく、こうやってじっくり自分のトレードを見直す時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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この記事のライター

sarah

FXトレーダー・コラムニスト
2005年からFXトレーダーとして米紙ウォールストリートジャーナルやテレビ東京『ガイアの夜明け』等取材を数多く受ける。FX、仮想通貨(ビットコイン)のコラムニスト。現在は米国で子育て中。著書「わたし、すっぴんジャージで億を稼いでます」(幻冬舎)
【ブログ】「FXトレーダーSarahのFX日記」
【twitter】https://twitter.com/sarahfx1

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